秋葉原耳かき小町殺人事件 ~私たちは「異常者」を裁けるか~ (ワニブックスPLUS新書)

著者 : 吉村達也
  • ワニブックス (2011年2月8日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847060328

秋葉原耳かき小町殺人事件 ~私たちは「異常者」を裁けるか~ (ワニブックスPLUS新書)の感想・レビュー・書評

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  • 秋葉原であった山本耳かき店の従業員がストーカーによって殺害された事件を、吉村達也が読み解いている本。ブログの内容とかも入ってるから、こういう流れで事件に至ってしまったのか…と考えさせられる。

  • ~p161。あと、第6章も流し読みました。

    正直、著者の世界観が強すぎる。
    客観的な事件の経過知りたい人には、向かない。
    従って、私は途中で諦めた。

    大学生のレポートとしてなら、比較的よくできているのでは。

    しかし、検察官、裁判官、裁判員、弁護人、どの立場であって
    も、こういう事件と向き合うことは本当に難しいだろうと思う。
    理解しようとするが、本当に心の奥に迫ることができているのか、
    自分の世界観から抜け出せていないのではないか、答えの出ない
    問題に向き合い続けるのだと思う。
    これ、皮肉を含んでます。念のため。

  • 21歳の女性に会うためにお店に通い詰めた41歳の男。長時間に渡って時間を共有したために、店員と客という立場でのみ成り立っていた関係を忘れ「もっと彼女を占有したい」と考え始める。さらに、自分にとって都合の良い見方から抜け出せず「彼女はもっとこちらに歩み寄るべきだ」と信じるようになる。しかし、当然、ビジネスの場以外での関係は思うようにはならない。それ以上に、最も恐れていた真実を突きつけられる────。
    新橋ストーカー殺人事件が一般名称のようですが、秋葉原の耳かき店員殺人事件と言った方が通じると思います。秋葉原通り魔事件の翌年、2009年8月3日に耳かき店の常連顧客だった林貢二が、江尻美保さんと彼女の祖母を殺害した事件です。この本は、ルポルタージュではなく、裁判記録や被害者のブログを元に事件に至るまでを追い、最悪の結果を回避するためには被害者、店長、そして加害者はどうすべきだったかを分析しています。また、この裁判は裁判員裁判であったため、一般の人がこのような事件にどういう気持ちで臨むべきかもあちこちで指摘されています。内容の大部分がブログと裁判記録の引用なんですがまとめ方がうまく、加害者が徐々に追い詰められていく感じがリアルです。

  • まだ記憶に新しい「秋葉原耳かき殺人」。
    判決で被告に下されたのは「無期懲役」。多くの疑問が残されたこの事件。そしてその真相に迫っていくのがこの本。
    確かに事件の残虐性からして死刑を求める声も多い。しかし犯行までの足跡を辿れば、意外にもその妥当性も見えてくる。
    勿論犯罪は許されるものではない。でも違った視点から真実を覗きこめば、またその判断への認識も変わってくるかもしれない。

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