日本崩壊はここから始まった (ワニブックスPLUS新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847060427

感想・レビュー・書評

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  • 深い知識や鋭い見識は感じないが、まじめに思考するとこの本のタイトルに結びつく結果になる。
    崩壊は始まるものなのか、終わるものなのか、突然起こるものなのか、じわりじわりと進むものなのか。それは誰にもわからないが、著者の言を借りるとすれば、「日本人が危機感をなくしてしまった時点」であるらしい。
    2008年から毎月時事問題をとりあげ、それぞれを分析コメントする手法は危険が伴うが、二三見当はずれのことを書いているとしても、凡そ的中しているといえる。それは立派なことであり、ブレを感じない。しかし、なんでもかんでも批評していることが的中しているというのは、日本社会がどれだけネガティブになっているかということにもなるだろう。
    本当にやらなければならないことをしたものを賞賛するというのは、やってはいけないことを批判することより何倍も難しい。そういうことをわからせてくれる本だと思う。
    一つだけ肝に銘じたことがある。P233の孔子『顔淵』にある「無信不立」という言葉だ。「信なくば、立たず」これは人生訓にしてもよいほどの名言だと思う。

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著者プロフィール

江上 剛(えがみ ごう)
1954年、兵庫県生まれの作家、コメンテーター、実業家。本名、小畠晴喜(こはた はるき)。元日本振興銀行取締役兼代表執行役社長。元(旧)みずほ銀行築地支店長。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。2002年『非情銀行』で作家デビュー。2004年から2010年までは日本振興銀行に関わっていた。 
代表作に『隠蔽指令』、『庶務行員 多加賀主水が許さない』、『ザ・ブラックカンパニー』、『ラストチャンス 再生請負人』など。それぞれドラマ化されている。

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