「ユダヤ人とイスラエル」がわかれば「世界の仕組み」が見えてくる (ワニブックスPLUS新書)

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  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847060557

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  • ユダヤ人と周辺国家の軋轢、問題、背景を時系列ではなくテーマごとに解説する。

    詳しい人名や、組織の内情など、若干詳しい部分まで踏み込んでいた。
    最低限の知識がないと、少し分かりづらい。
    テーマが広かったり漠然としてたせいか、中途半端な感じがあった。

  • イスラエルの軍事力だけでは人口8000万ちかくのイランを軍事的に制圧することはできない。そのためアメリカもイラン戦争に参加しなければならない。

    4世紀までにユダヤjンは彼らよりも数的に上回るキリスト教徒が生活するところで蔑視の対象となっていった。キリスト教がローマ帝国の公式の宗教に採用されて以来、反ユダヤ感情は深刻なものになっていく。

    ユダヤ人が金貸し業に従事することが許されたのは、カトリック教会がその信徒に金貸しで利子をとることが罪だと強化していったから。その結果、強欲というイメージがつきまとっていた。

    ポーランド人にとってユダヤ人問題はさほど関心があるものではなかった。そのためドイツ侵攻前、ユダヤ人は比較的平和な生活を送っていた。しかしドイツ軍が侵攻するとユダヤ人の財産没収を行い、ポーランド人にも略奪に参加させ、あたかもポーランド人が略奪を行ったように仕向けた。

  • 著者ご本人からの紹介

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著者プロフィール

現代イスラム研究センター理事長。1955年生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。UCLA大学院(歴史学)修了。専門は現代イスラム政治、イラン政治史。著書『現代イスラムの潮流』(集英社新書)『中東イスラーム民族史』(中公新書)『アメリカはイスラム国に勝てない』(PHP新書)ほか

「年 『集団的自衛権とイスラム・テロの報復』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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