抗がん剤治療のうそ ~乳がんをケーススタディとして~ (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2012年8月8日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847060571
作品紹介・あらすじ
抗がん剤はほんとうに患者のために使われているのか?「抗がん剤は効く人には効く」。しかし「延命効果が得られるほど効果があるのは、ごく一部の人たちだけである」。しかも「術後すぐに投与しても転移が見つかってから投与しても効果は同じだけあり、生存率も変わらない」…だから「術後、再発・転移予防のために抗がん剤を使う」という医学界の常識は、間違い、大うそなのである。データを正しく読み解けばわかることが表に出てこないで、なにも知らない患者は今も医者にミスリードされ続けている。本来不要な局面での抗がん剤の蔓延に警鐘を鳴らす。
感想・レビュー・書評
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がん関係の本は抗がん剤の使用方法を含め、賛否両論読んできたつもりです。
この本は根本的な統計の取り方に関して疑問を呈する内容になっており、かといって抗がん剤が効く患者もいることは認めていて非常に信頼できる内容です。
一般的な患者がこの本を読んで、専門医である医者と戦えるほどのインパクトがあるかは疑問です。でも、不思議と納得できる書き方なのです。
そういった意味でお勧めです。
人生は戦いです。
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