江戸の食卓に学ぶ - 江戸庶民の“美味しすぎる”知恵 - (ワニブックスPLUS新書)

著者 : 車浮代
  • ワニブックス (2015年6月8日発売)
3.60
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :32
  • レビュー :1
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847060830

作品紹介・あらすじ

世界無形文化遺産にも登録された「和食」のルーツは江戸時代にあった!庶民のおかずとして発展した、粋でエコでヘルシーな「江戸料理」を、『蔦重の教え』ほかで人気の時代小説家が徹底解説!江戸料理の発祥、江戸っ子たちの食生活、蕎麦、鰻、寿司、天婦羅など、当時世界一発達していた外食産業、グルメガイドやレシピ本の隆盛ぶりなど、貧しくても豊かだった「江戸の食」の魅力を伝える一冊。手軽にできる江戸料理再現レシピ25つき。

江戸の食卓に学ぶ - 江戸庶民の“美味しすぎる”知恵 - (ワニブックスPLUS新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  •  切れない包丁は味を台無しにする。割烹とは切るが主で火はあくまで従である。高温多湿な地域で無謀にも生ものを食べるなら、味噌汁で腹中を温めおだやかにくつろげ毒を消し、納豆で腹中を整え食を進め毒を消そう。上から見下ろす西洋料理は絵画的で、斜めに見下ろす日本料理は立てたり寄せたり建築的に盛りつける。葉っぱを鍋に見立て、紙も石も雪も器にする。

    『現代と異なり、江戸の鰹出汁はじっくり煮出して取るものでした。大量の鰹節を使い、水量が70%前後になるまで煮詰め、えぐみも旨味とばかりに、濃く出していたのです。そして、そのえぐみを野田や銚子(千葉県)で造られる濃口醤油で中和させ、メリハリのある味に仕上げていました。』49頁

全1件中 1 - 1件を表示

車浮代の作品

ツイートする