なぜ、アゴの位置を正すと、痛み・歪みが消えるのか? - あなたの身体はアゴで激変する! - (ワニブックスPLUS新書)

著者 : 佐藤嘉則

• ワニブックス (2015年8月22日発売)

作品紹介・あらすじ

人間の頭の重さは5kg、そして下アゴの重さは500gもあるのです。そのアゴ、実は直立二足歩行を行うわれわれ人間の身体の絶妙なバランスを司る、言わば「おもり」だったのです。スマホやPCに向かう時間が長くなった現代人は、重要なおもり=アゴがずれてしまい、そのことでさまざまな痛みや不調に悩まされることになっています。歯科医である著者は、そのアゴずれを修正することで、長年身体の痛みに苦しんできた人々を数多く救ってきました。なかには、プロ野球選手、スキージャンプの選手といったアスリートも含まれます。なぜ、アゴのずれが身体の痛みや不調をもたらすのか、その理由をわかりやすく説明し、自宅でもできるアゴずれチェックとその改善策を公開します。

感想・レビュー・書評

[kohki1023さんの感想 · 2015年12月14日]

・食いしばりや歯の矯正器具に悩まされて買った本。
・あごの位置や構造について詳しく書かれていて、参考医なります。
・アゴーラル体操は効果がありそうですが、自分一人では正しいのかどうか判断できず。。
　体操については、よくわかった専門の方にきちんと見てもらった方がいいと思いました。

[genpoudouさんの感想 · 2015年12月6日]

本書によると、身体の不調の多くはアゴの位置のズレから来ているらしい。分りやすい解説で、なるほどと納得できるところがたくさんあります。本書の最後に載っている運動をして、アゴを緩めてみたら、肩こりや腰痛などが改善したように思います。これが身体の不調の原因の全部ではないにせよ、ひとつの理論としてはおもしろく、実践的であります。

ただし、本書の半分以降は前半の繰り返しになっており、また、最終的には自分のところでマウスピースを作ってくださいという宣伝的なところもあったので、物足りなさを感じたのは否めないです。

【新書ブックセンター内の書評】
http://shinsho.hatenablog.com/entry/2015/12/06/165708

著者プロフィール

国立文化財機構東京文化財研究所　保存科学研究センター　生物科学研究室　室長　博士（農学）

「2019年 『最新の抗菌・防臭・空気質制御技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」