光り輝く未来が、沖永良部島にあった! - 物質文明や金融資本主義社会はもう限界です - (ワニブックスPLUS新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847060892

作品紹介・あらすじ

東北大学大学院教授の職を辞し、"消滅可能都市"の離島・沖永良部島に移住した著者。そこで島人たちに農業や漁を教えてもらい「自立型のライフスタイル」を実践しつつ得た知見と、10年間にわたり書き溜められたブログ『地球村研究室』から、これからの時代を環境に配慮しながら心豊かに暮らすための考え方と具体的な方法論をまとめたのが本書。2015年8月に開催された『第6回沖永良部島シンポジウム』の内容も加えて、あたらしい暮らし方のかたちやビジネス、サービスのヒントが満載です。巻末には環境問題に意識の高い俳優・映画監督・リバースプロジェクト代表・伊勢谷友介氏と、元日銀マンで地域の再生を目指す『場所文化フォーラム』名誉理事の吉澤保幸氏との座談会を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 自然との共生といった考え方、持続可能で無理のない生き方などがこれほど注目されたことはないのではないか。多たのち、誰かからの押し付けや真似事ではうまくいかないから、何が自分にとって受け入れられるのか自分で考えるしかない。本書で取り上げられているバックキャストという考え方はとても参考になる。本当は難しいものではないのに、いままでやっていなかったのが不思議。近々勉強会に参加することにしたのでお話を伺うのが楽しみである。

  • 沖永良部島に旅行に行くので、ネットで注文しました。
    実物を見ていたら買わなかっただろうな。と。

    沖永良部島の話しは半分以下で、現代文明批判と環境重視の生活についての本でした。

    書き続けてきたものをバインドしたものなので仕方ないとは思いますが、同じような内容が繰り返されるのはいかがかと。

    それと、現代文明批判もあまり論拠がないかと。
    リーマンショックが、「文化と文明の隔絶」が原因と書いてあるところでは唖然としました。

  • ゆるやかな明るい考え方。
    素敵ではあるし、実践している人からが発信していることには意味はあるが、これだけでは到達できない何かを感じる。

    ◯ネイチャーテクノロジー
    ・トンボの羽を参考にした低速での飛行、回転

    ・自然を「往なす」という言葉の粋
    ・冷やかしの語源

  • 沖永良部島に移住した元エンジニアの著者による移住記。

    地方移住、南の島、地域との繋がり、手作りの家…どれもとても魅力的な素材なのに、それほど心が動かなかったのはなぜだろう?なにかしら、距離を感じてしまった。自分がやりたいとこと近いのに、全然重ならないような。

    文章が少し読みにくかった気もする。

    しばらく置いてから再読してみる。

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著者プロフィール

環境探究学研究会会長。地球村研究室代表。東北大学名誉教授。京都大学特任教授、星槎大学特任教授などを歴任。小学校の教科書を含め多くの書籍を執筆。「バックキャスト思考によるライフスタイル」や「ネイチャー・テクノロジー」などを提唱している。現在は、沖永良部島のジャングルの中に「酔庵塾」を開き、塾長として島の発展に尽力している。

「2022年 『学校教育の未来を切り拓く 探究学習のすべて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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