韓国のトリセツ - やたら面倒な隣人と上手に別れる方法 - (ワニブックスPLUS新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847061509

感想・レビュー・書評

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  • 久々の韓国もの。流行りのタイトルに惹かれて読んでみた。2019年刊行。

    それにしても、韓国関係の本を読むと気が滅入るなあ。「反日無罪」かあ。

    「隣り合う国はそもそも仲が悪いというという世界の一般常識」とか、「日本を自分たちより下位に置く華夷秩序の小中華意識」とか、「建国から一貫して反日をひとつのアイデンティティとして成り立ってきた国家」(その大本は米国が持ち込んだ「分割統治と呼ばれる、典型的な帝国主義国家の占領地統治政策」にある)とか、反日の理由は様々挙げられているが、どうしようもないのかなあ。

    元々は、歴代中国王朝の傘下にあった国で、朝鮮戦争の際に無理やり南北に分割して造られた不自然な成り立ちの国だから、致し方ない面もあるのかもしれないが…。

    韓国と北朝鮮、休戦中の敵国同士であるにも関わらず、韓国が北朝鮮とここまで強く結びついているとは知らなかった。「韓国と北朝鮮は常に連繋している、つまり同じ国である」、「韓国はすでに完全に北朝鮮側と考えるべき国だ」、「朝鮮半島は北朝鮮主導の統一へ向かうはずである」など、著者の過激な書き振りが目立つ。信憑性はどの程度あるのだろうか。

    「問題なのは韓国だ。今の韓国は異常である。統一が実現した時、反日をリードするのは韓国だろう」というのもとても気になった。

    著者による対韓国のトリセツは「助けず、教えず、関わらず」とのことだが…。

  • 隣国についての問題をあまり知らない人には、とてもいいんじゃないか。何が問題か、なぜこうなってきたかを、幅広にまとめてある。
    要は、ファンタジーに基づいて国ができたために、ファンタジーを維持しないと、根幹が崩れるわけだ。
    ただ、結論としては、古田博司先生の、非韓三原則に集約するので、そこはどうかなあと思うんだ。

  • ●日韓ワールドカップ時の天皇ゆかり発言。を、天皇のルーツは韓国に⁈
    ●2ちゃんの荒らしは何処が主導で。
    ●靖国神社には朝鮮人の戦死者も20,000人以上が英霊として祀られている。
    ●日帝36年を、きちんと理解しておく必要がある。韓国併合までの客観的な世界史など。
    ●徴用工ではない。「旧朝鮮半島出身労働者」と言う表現を公式とする。いわゆる徴用工とは国家総動員法に基づき、終戦間近で1944年の9月から日本人同様に労働者徴用工が適用され、労務動員された朝鮮人のことを指している。
    ●北朝鮮の核実験成功に、なぜか韓国人が熱狂する。
    ●同じ日本統治下にあった台湾と韓国なぜこんなに違うのか。それは李登輝総統と言う存在。日本の京大卒。終戦は名古屋で迎えた。

  • 一家に一冊レベルの本が再登場。全体的に感情を抑えた書き方に好感が持てるナイスな本です。
    まえがきで述べているように、もし今就職難の韓国人が日本に押し寄せてきたら、ある程度の時間経過後には日本企業による第2の強制連行だと裁判沙汰になる可能性大という指摘は笑い事ではない。
    ストーカーは笑って見過ごして解決するようなものではない。ウザイと言って関わりあわないことも効果的ではない、ストーカーを放置しておけば必ず次は実力行使に出てくるのである。(中略)ストーカーにはストーカーに対処する法律が必要なように、歴史的事実と国際社会の理性をもって真っ向から対峙し、そして何よりも片手に武器を持って冷静に立ち向かわなければならない。(P12)
    韓国はなぜ自分たちが嫌われているのかについては興味がない。悪いのは常に間違っている他国であり、韓国によくしてくれない他国である。これが、韓国の病であり、国を動かす情緒的で感情的なイデオロギーなのである。(P26)
    「レーダー照射コラージュ」という恐ろしい情報操作をNHKが日常的に行うほど、韓国は日本のメディアを侵食して情報操作と韓国よりの反日プロパガンダ放送を可能にしている。(P43)
    今の韓国は既に北朝鮮だ。(P81)
    韓国民は北朝鮮の核実験をまるで祖国の慶事のように祝福していた。(P105)
    かつて韓国で大流行した映画「トンマッコルへようこそ」は300万人を餓死させ、20万人を強制収容所で虐殺した金正日をアイドル視していた。(P117)
    韓国内で韓国人に襲撃された在韓日本大使(2014)、及び在韓米国大使(2015年)と立て続けに暗殺テロを安易に起こしている。(P153)
    報道理性を欠く韓国と日本のメディア。(P154)
    ・・など、寸鉄人を刺す情報がてんこ盛りです。
    最終的には、日本は韓国に反日教育を中止するように強く要求しなければだめ(P253)ということですが、日本からの意見など聞く耳を持てないのが韓国人の病ですので、これで話し合えるようなら苦労はありません。

    日韓の関係を一度頭の中で整理しておくためにも、一読をお勧めします。

  • ◾️助けず、教えず、関わらず

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著者プロフィール

西村幸祐(にしむら・こうゆう)
批評家、関東学院大学講師。昭和27年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科在学中より「三田文学」編集担当。音楽ディレクター、コピーライター等を経て1980年代後半からF1やサッカーを取材、執筆活動を開始。2002年日韓共催W杯を契機に歴史認識や拉致問題、安全保障やメディア論を展開。「表現者」編集委員を務め「撃論ムック」「ジャパニズム」を創刊し編集長を歴任。(一社)アジア自由民主連帯協議会副会長。著書は『ホンダ・イン・ザ・レース』(講談社)、『「反日」の構造』(文芸社文庫)、『幻の黄金時代』(祥伝社)、『21世紀の「脱亜論」』(祥伝社新書)、『韓国のトリセツ』『報道しない自由』(ワニブックス【PLUS】新書)、『朝日新聞への論理的弔辞』(ワニ・プラス)など多数。

「2022年 『九条という病 - 憲法改正のみが日本を救う -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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