日中の興亡2025 (ワニブックスPLUS新書)

著者 :
  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847061585

作品紹介・あらすじ

著者、青山繁晴氏のベストセラー、『日中の興亡』が大幅加筆修正を経て新書化された。南シナ海から東シナ海へと、もはや領土的野心と世界の覇権を握ろうとする野望を隠そうともしない中国に対して、日本がどう立ち向かうのかを説く必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 題名に2025とあるが、中身は10年以上前に書かれたもの。
    だが、全く古い感じはしない。気づきがたくさんあった。

  • 軍事力はまったく不要で、話し合いで物事を全部解決する世界には到っていない。
    だから軍事力をバックに対等外交を造っていく。
    日本は憲法9条がある。
    日本国の本物の主人公はわたしたちしかいない。
    子や孫の世代になったときにどう世界で生き残れるか、考えなければならない。

  • 青山さんの本を読むといつも思うのは、やはり自分の足を使って、目と耳で情報を集めて、確かめて、自分の頭で考えることの大切さじゃないかと思う。何となくのイメージや人の話を鵜呑みにしてはいけないということ。
    この本は2008年に書かれた本をベースに改題し、一部修正された本のようだけど、改めて今読むべき本だと思いました。中国という国がどういう国なのか。軍事力に裏打ちされた外交というのがどういうものなのか。そして、憲法を改めて考える必要性。中国の脅威を知って、中国のやり口を知って、外交はどうすべきなのか、そのために必要な準備は何なのか。本当に改めて考えさせられました。
    青山さんの本によく出てくる葉隠れの話。備忘録としてメモしておきます。
    武士道といふは死ぬことと見つけたり
    恋の至極は忍ぶ恋と見つけたり

  • p77 中国は目先の動きに惑わされて、中長期の国家戦略を変えることはしない
    p123~
    戦後の中国の動きは、もちろん国が新たにできた時の動きともとれるが、現に今も続く戦略的な行動である
    そして明らかに今中国は東に向かおうとしている

    これから防人が必要とされるような厳しい時代になる予感と、それでも一縷の希望を感じる

  • 2019/12/31 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2020/1/31〜2/6

    憂国の士、青山さんの2008年の著書に新たに追記した作品。今から12年前、既に台頭しつつあった中国であるが、2020年、まさに帝国主義を打ち出して、周辺に圧力をかけてくる。日本の外交力が問われている。全く心許無いが。

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著者プロフィール

青山繁晴(あおやま・しげはる)
神戸市生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒。共同通信記者、三菱総合研究所研究員、独立総合研究所代表取締役社長・兼・首席研究員を経て、現・参議院議員(二期目)。派閥を超えた新しい議員集団「護る会」(日本の尊厳と国益を護る会)代表。ほかに現職は、東京大学学生有志ゼミ講師(元非常勤講師)、近畿大学経済学部客員教授。作家。小説に「平成紀」(幻冬舎文庫)「わたしは灰猫」(小社刊)、ノンフィクションに「ぼくらの祖国」(小社刊)「きみの大逆転」(ワニブックス【PLUS】新書)など。

「2022年 『夜想交叉路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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