法律カバチ!!~暮らしの瀬戸際法律相談~ (ワニブックスPLUS新書) (ワニブックスPLUS新書 19)

著者 : 田島隆

• ワニブックス (2010年2月8日発売)

作品紹介・あらすじ

借金、失業、相続、男女問題…。日々の暮らしにひそむ法律トラブルの対処法を、大人気マンガ『特上カバチ!!』の原作者がわかりやすく解説した「暮らしの法律百科」が新書で登場!行政書士でもある著者が、これまで受けてきた法律相談を例に、知らないと損をするマル得法律テクニックを大紹介。いつ何が起こるかわからない世の中で、突然降りかかったトラブルにあわてず騒がず「カバチをタレる」(広島地方の方言で「理屈を言う」「文句を言う」)ためのヒントが満載です。

感想・レビュー・書評

[あやさんの感想 · 2023年4月13日]

マンガやドラマの原作になるだけあって面白かったです。参考になるし、法律を身近に感じられる内容でした。自分にも起こるかも知れないトラブルなので、知識としてあると良さそうです。

[meltyさんの感想 · 2013年4月22日]

自称"街の法律屋"の行政書士、田島隆。行政書士の仕事を教えてくれる本作。行政書士の仕事は主に書類作成。弁護士とは違い、相手との交渉事は出来ない。
作者は『カバチタレ！』『がんぼ』シリーズの原作者で、私もこれらの作品が好きでこの本を知った。
身近な誰にでも起こりうるトラブルを取り上げており、知らないと大損する知識も含まれています。著者が実際に受けた相談なので臨場感たっぷりです。

[baxさんの感想 · 2010年7月13日]

［　内容　］
借金、失業、相続、男女問題…。
日々の暮らしにひそむ法律トラブルの対処法を、大人気マンガ『特上カバチ！！』の原作者がわかりやすく解説した「暮らしの法律百科」が新書で登場！
行政書士でもある著者が、これまで受けてきた法律相談を例に、知らないと損をするマル得法律テクニックを大紹介。
いつ何が起こるかわからない世の中で、突然降りかかったトラブルにあわてず騒がず「カバチをタレる」（広島地方の方言で「理屈を言う」「文句を言う」）ためのヒントが満載です。

［　目次　］
第１章　ゼニと証文の法律カバチ！！（カネを貸していた友達から利息をとれませんか？；自己破産すれば、借金はすべてチャラになるんですよね？　ほか）
第２章　男と女の法律カバチ！！（婚約破棄したマザコンの婚約者に、『今すぐ結納金を返せ！』と迫られているのですが、良い方法はありませんか？；誤解で婚約を破棄された相手から、貢いだおカネを取り返せませんか？　ほか）
第３章　人事と労務の法律カバチ！！（有給休暇申請を却下されて強行したら、無断欠勤になっちゃうんですか？；飲酒運転で接触事故を起こして懲戒免職処分…。取り消せませんか？　ほか）
第４章　親と子供の法律カバチ！！（懇意にしていた男性から託された遺言状を、その子供達が無効だと言い張るのですが、どうなんでしょう？；養子縁組を解消した養父が認めた遺言の内容は有効ですか？　ほか）
第５章　日々の暮らしの法律カバチ！！（マンションを自分の失火で燃やしてしまいました。請求されている損害賠償はどうすればいいでしょう？；事故で示談を交わした後に後遺症が出ました。損害賠償請求はできませんか？　ほか）

［　ＰＯＰ　］


［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］


［　参考となる書評　］

著者プロフィール

1968年広島県呉市生まれ。家庭の事情で高校を中退。1983年以来、独立して生計を営み、数多くの職を経験する。1988年に法律家を志し、司法書士補助者を経て1991年に海事代理士試験に合格。同年、呉市に田島海事法務事務所をかまえ、現在まで海事代理士・行政書士として活動している。1996年より大手法律資格学校講師も経験。1999年より「モーニング」にて『カバチタレ！』、2005年より同誌にて『特上カバチ!!』、2001年より「イブニング」にて『極悪がんぼ』を連載。2009年9月より『激昂（ブチギレ）がんぼ』を連載。2013年5月より『カバチ!!!』の連載を開始した。広島県呉市在住。

「2021年 『カバチ！！！－カバチタレ！3－（39）』 で使われていた紹介文から引用しています。」