- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847065583
作品紹介・あらすじ
自尊心が強く、人に媚びないといわれるネコだから、人がネコの本当の気持ちを読み取れなくても、仕方がないのでしょうか?ことばを話さない動物だから、その本当に望んでいることを飼い主さんが理解できなくてもかまわないのでしょうか?「いいえ、もっと知りたいです」という飼い主さんは、きっとたくさんいます。本当はどうしてほしいのか?どうされるのが望みなのか?ネコの本音、あなたも知りたくありませんか?
感想・レビュー・書評
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ポインテッドは温度感受性遺伝子により青い目になる。
体温が高い部分では色素が生成されにくく薄い色になるため。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
動物は好きじゃないし,どちらかと言えばイヌ派だった私ですが,本書を読んでネコに強いシンパシーを感じるようになりました。
ネコのことを何も知らない私のような読者にも,そしておそらくネコを買っていらっしゃる詳しい方にも,本書は様々な新しい情報を提供してくれるのではないでしょうか。
掲載されている写真が可愛いし,文章や全体構成も非常に良かったし,ほとんど非の打ち所がない一冊でした。 -
分かりやすかった。筆者が猫の事を本当に考えているのが伝わってきて、暖かい気持ちになった。
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猫についての本はいろいろとあるので、目に留まったものをパラパラ捲っていましたらなかなか面白そうな内容でした。
ごはんは食べたいときに「なんどでも食べたい」
膝に乗ったら「せめて10分はじっとしていて」
首輪の鈴の音が「ずっと頭で鳴っています」
お部屋のアロマが「危険な香りです!」
などなど。
読んでみると、知らなかった話がいっぱいあり面白いのです。ネコには時間ごとに分けて食事を取るという感覚がない。これにはびっくり。確かにいつでも欲しいときにニャーニャーいっている。
イヌとは違う身近な動物だからこそ、ネコはネコなんだと納得させられます。
ネコは「神様からの預かりもの」だという人もいます。
だからいつかはお返ししなくてはならないのです。老いの先に、必ずその日が待っています。その日に、悔いなく心からの感謝と「さよなら」を言えるように、ネコちゃんへの愛情を忘れず、どうぞ幸せな日々を送ってください。(本文より)
人が何かに関わるとき、様々な責任が生じる。どんなに果敢なチャレンジをしても努力した結果が必ずしも報われるわけではない。猫との関わりでどんな死を目にしても、「ごめん」<「ありがとう」が多い毎日でありたい。そう思いました。 -
久米書店