日本共産党と中韓 - 左から右へ大転換してわかったこと - (ワニブックスPLUS新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847065620

作品紹介・あらすじ

元・日本共産党NO.4が保守派になったら驚いた!かつて所属した「日本共産党」を軸に近現代史をひもとく。日本共産党と中韓・靖国問題の真実。

感想・レビュー・書評

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  • http://naokis.doorblog.jp/archives/left_wing_history.html【書評】『日本共産党と中韓 - 左から右へ大転換してわかったこと』左翼は戦後何をしてきたのか?
    http://naokis.doorblog.jp/archives/no_future_for_Minshin.html政権交代をするつもりが100%ない民進党、共産党の言いなりになる民進党議員


    <目次>
    はじめに
    序章 離党から10年 日本共産党とは何だったのか
    第一章 コミンテルンと日本帝国主義の戦争
    第二章 日本に武力闘争路線を押し付けた毛沢東
    第三章 中国と日本共産党
    第四章 韓国と日本共産党
    第五章 東京裁判と日本共産党
    第六章 靖国神社参拝問題と日本共産党
    終章 二転三転し続ける日本共産党
    付録 中国の膨張主義と沖縄
    おわりに

    2015.07.10 BLOGOSより
    2015.11.03 再予約
    2016.01.30 読書開始
    2016.02.01 読了

  • この人今何してる/?ちょっと上から目線で見ようとしてるのでは。

  • 物ごとの順序が違っている。公職にあって共産党のお先棒を担いでいた人間が、古巣の非難をするのもいいが、自己批判するのが先ではないか。

  • 戦前の日本共産党は、ソ連共産党が指導するコミンテルン(共産主義インターナショナル)の日本支部であった。
    「帝国主義戦争を内乱に転化」、つまり戦争を内乱に転化し共産革命を成功させることが最終目標であった。

    現行憲法制定時に政党として唯一反対したのが日本共産党。野坂参三が党を代表して長広舌の反対演説を行った。

  • 151021読了

  • 1948年、日本共産党で活躍、共産党ナンバー4の政策委員長を務める。参議院議員、党屈指の論客、2005年に離党

    樺美智子、第一次安保闘争で国会突入時に死亡した東大生、共産主義者同盟(ブント)同盟員

    赤軍派よど号事件、周恩来が賞賛した。

    社会の見方に科学ランドありえない、空想的でしかない社会主義思想を科学と称したところに最大の誤りがある。

    権力は腐敗する専制的権力は徹底的に腐敗する。

  • 元共産党No.4の地位にあった著者による共産党論。確かな野党を掲げ、いま勢力を盛り返している共産党の基礎がわかる。


    太平洋戦争に反対した唯一の政党は共産党!とよく主張している。 確かに軍部に弾圧されていたわけだし、当時の軍部を批判していたのは間違いない。だからといって平和を目指していたということではない。彼らが目指していたのはソ連と手を結び天皇制を廃し、内乱を起こすことによって革命を起こすこと。武力による国家転覆だ。


    そして憲法9条の成立の際に、唯一反対した政党。そりゃ天皇制を廃すことを目指し、武装闘争路線をとっているんだから武力の放棄なんて賛成できるわけがない。


    中国共産党との関係は毛沢東時代に断絶した。しかしその後関係は回復し、いまも関係はあるらしい。不破元委員長や志位委員長が中国を訪問した時の話がおかしい。筆者がいうには、その中身と言ったら、国賓のように扱われたのがうれしくて、舞い上がって、騒いで帰ってきただけらしい。そして訪問した際に野坂参三ゆかりの地を案内されたとか。すでに党から除名処分され、裏切り者扱いされている人物であることを中国は知らなかった。表面的には歓迎しているようで、実は日本共産党の動静になんて全く興味がないことがわかる。


    最後に、その感性を疑うあのスローガン「確かな野党、共産党」
    政策を立案実現するための政党があるのに、政権担当能力がないことを自らアピールする政党がどこにあるのか。共産党員には頭のいい人多いけど、恥ずかしいって思う人はいないのか…


    「確かな野党!」じゃなくて「確かに野党!」だ。

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著者プロフィール

1948年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に入行。18歳で日本共産党に入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家となる。国会議員秘書を経て、1995年に参議院議員に当選。共産党No.4の政策委員長、書記局長代行を務めるとともに、党屈指の論客として活躍。2003年に議員辞職。2005年に離党後、多数の著書出版やテレビ出演などで活躍。主な著書に『日本共産党』(新潮新書)、『日本共産党と中韓』(ワニブックスPLUS新書)、共著に『自民党はなぜ潰れないのか』(幻冬舎新書)、『日本共産党 vs. 部落解放同盟』(モナド新書)などがある。

「2019年 『大手メディアがなぜか触れない 日本共産党と野党の大問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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