- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847070556
作品紹介・あらすじ
元駐ウクライナ大使 馬渕睦夫と元ロンドン支局長 岡部伸が
近現代史、インテリジェンスを交え真実の世界の姿を炙り出す。
■日本が自由で開かれた世界秩序を守る
■2020年アメリカ大統領選挙は世界史的な大事件だった!
■EU離脱後のイギリスが最初に選んだパートナーは日本だった!
■近現代史が教えてくれる、北方領土問題の解決法
■コロナ禍で明らかになったグローバリズムの危険な一面
■サイバー空間の安全保障も「新・日英同盟」で対処せよ
■日本のファイブ・アイズ入りを阻む〝親中派”という足かせ
■ルーズベルト政権にいたソ連のエージェントは200人以上!?
■「騙すこと」を文化にしてきた中国に騙されるな!
■トランプもその名を口にした「ディープ・ステート」とは?
感想・レビュー・書評
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トランプ敗退はバイデンの陰謀だということを大真面目に語る。陰謀論好きな人には面白いかも。自分には全く有用に感じなかった。
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我が国と様々な面で親和性がある、とされる英国。世界情勢を考えるのにも、広い視点を与えてくれます。
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『#新・日英同盟と脱中国 新たな希望』
ほぼ日書評 Dao559
元駐ウクライナ大使ということで最近名前をよく聞く馬渕睦夫氏の著書がKindleUnlimitedで読めるということで、手に取ってみる。
全編、ネオコン、ディープステート(要はユダヤ金融資本)による陰謀説の嵐。
古くはリンカーンに始まりケネディに至る米大統領暗殺の黒幕、米ソ対立は単なる見せかけで超大国ソ連は張子の虎、トランプの敗北(バイデン勝利)もその暗躍の結果、プーチンの政策(流石にウクライナ侵攻は刊行時点では予想されていないようだが)もそうした勢力への対抗策、といった具合。
論理展開についても、状況証拠があればまだマシ、違和感を覚えるとか、歴史上の人物の発言をひいて「こうとしか考えられない」、新聞では絶対書かれることはないが…等と牽強付会な議論が延々と続く。
一方で、古めかしいステレオタイプ的な発言も目立つ。日本と欧米のインテリジェンスに対するアンテナの立ち方の違いを、日本に根強い「縦割り」行政ゆえ、と過度に単純化するといったもの。
保守を自認するのであれば、もう少し丁寧な議論を望みたいものである。
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●ディープステートとは、アメリカのユダヤロビーはウォール街の金融資本家が中核ですが、彼らが本丸。左端ユダヤ人勢力。ジョージソロスなどがその典型。
●アメリカの中央銀行は、ウィルソン大統領時に創設。株主はロスチャイルド(イギリス最大の富豪ユダヤ系)とロックフェラー(アメリカの石油産業を牛耳る大財閥)
●社会主義者も、リベラリストも、ネオコンも、その共通項は自分たちの考え方や思想を「国家の上」に置く国際主義者、すなわちグローバリストです。乱暴な言い方をすれば「国なんてどうでもいい」と考えている人たちです。かつてロシア革命を起こした社会主義者(共産主義者)と同じ思想を信奉していると言うわけです。
●バイデンが大統領になっても、容赦なくハリスに変えられる。日本で言うと辻本清美議員のような存在と言われています。有色人種ながらエリート家柄。検事出身なので非常に弁が立ち、野心家。国民皆保険制度、大麻の合法化、不法移民への永住権授業まで支持しています。極左に近く、中国共産党やロシアに関与していると言う噂もあります。
●ポリコレ(差別や偏見を防止するために社会的・政治的に公正・公平な言葉を使うことを目指す考え方。実際は少数派の優遇や言論封殺に利用されている)=フランクフルト学派が考え出した理論
●キューバ危機の後、ソ連との関係改善を考えていたケネディーは、米ソ関係改善を望まない勢力としてユダヤ・ロビーを上げたそうです。だから東西冷戦を仕込んだ勢力に暗殺された可能性があります。
●東西冷戦は八百長だった。ソ連は張り子の虎だった。朝鮮戦争であれベトナム戦争であれ、負けるはずがないのに勝てなかった。
著者プロフィール
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