ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

著者 :
  • ワニブックス
3.72
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本棚登録 : 2666
レビュー : 301
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847093463

作品紹介・あらすじ

モノを最小限に減らすミニマリストという生き方。常識にとらわれない豊かな暮らし。

感想・レビュー・書評

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  • 以前はモノに溢れた生活をするマキシマリストであった著者が、ある時から徐々にモノを減らしてミニマリストになった事で得た経験や考え方などをまとめた一冊。

    物質社会と呼ばれるまでにモノが溢れ、情報社会と呼ばれるまでに情報が錯綜するこの時代にミニマリストという考え方が生まれたのは著者が言うように必然であるように思う。実際に自分も不要なモノ、特に好きでないモノを思考停止したまま持っていた時期がある。

    それらのモノを持っていた理由の多くは、「勿体無いから」「いつか使うかもしれないから」「人から貰ったものだから」と言ったものだった。これらの何が良くないかがこの本を通じて明確に理解できた。それは、過ぎ去った過去と不確定な未来の為に、最も重要な今を犠牲にしていたからだ。

    そして、この本を読んだタイミングも素晴らしかった。ちょうど留学で最低限の荷物しか持って来ていなかったので、必要最低限のモノとはこんなに少ないのかと肌感覚で理解できた。おかげで帰国したら家のモノを更に減らせそうである。

    本当に読んでいて金言に満ちていた。読書ノートにかつてないほどのメモを残すことになった。今後も何度か見返して、自分の今を見つめ直すきっかけとしたい。

    最も印象に残っている言葉は、
    「人をモノとして見るのではなく、自分と同じように重要で、欲求があり、苦労があり、心配事があり、恐怖心がある人として見ること。」

  • ミニマリスト。
    必要最低限のモノしか持たない生活。
    とっても憧れる。今うちにあるモノがスッキリして、
    生活動線に適ったところに家具が置いてあって、快適に暮らせたらどんなにいいだろう。
    自分で決めて自分でここに持ち込んだのに、どうにも管理できない。
    モノを手に取るといろんな思いが巡ってしまってまた戻してしまう。
    どうしたらモノへの執着を手放せるのか。
    多分望むことをハッキリさせて覚悟を決めるしかないんだと思う。
    好奇心旺盛でやりたいことがたくさんある私には難関だけど、モノの厳選はできそう。
    まずは引っ越しして粗治療するしかないのかな。
    著者が昔はコレクターだったのが驚きだった。
    ということは私にもできるかな。

  • 物を最小限しか持たない。憧れはあるけど
    単なる断捨離の域を超えてる。
    普通はここまではできない。
    読んだことによって、少しの真似はでき
    確かにスッキリするし
    掃除はしやすい、片付けもしやすい。
    生き方としてシンプルに枠にとらわれないという
    少しの真似事程度はできた。
    洋服に関しては
    いくつかのパターン、スタイルを決めると楽ではある。
    時々意識を変えるために再読はアリかな。

  • モノを得ることで幸せになる、と思っていた著者が、ミニマリズムによって幸せになれることに到達した、その極意をわかりやすく記載してる。無駄な記述が多いけど。

    ただ、私は”モノを得ることで幸せになれる”とは思っていないし、慣れたら飽きるという性分でもないので、共感はしなかった。欲しいものを手に入れると飽きる、するともうワンランク上のものが欲しくなる、飽きる、その繰り返しはエンドレスだという。そんなことないけどな。慣れて飽きるなんて、そもそもそんなレベルの愛情だったということだと思う。きっと、浅く広くという趣味の持ち主なんだろう。(フィルム写真に対するこだわりがあるようだったけれど、別れられるモノなら深い愛とは言わないのだ。)私は深く狭くなのでミニマリストは自分のスタイルじゃないなと自覚した。それに、美しいモノをめでる、違いを楽しむ、というのは生活を潤すのではと思う。

    とはいえ、こういう片づけ本を読むと、部屋を片付けたくなる。ああ、AはBと同じ用途だから、ときめかない方のAは処分しよう、と改めて思えたのが、1つの収穫だった。

    ・・・本の後半を読み、人のモノへの執着や解釈には共感しないものの、なかなか参考になったので、☆3つ。

  • 「ただ生きているだけで楽しくなってしまった」

    素敵。自分もそうなりたい

  • モノの量と幸せは比例しない、とはいい言葉である。幸せとは何か?を考えるきっかけとなる。

    2016/10/30 読了11

  • 宿泊先の旅館の畳に寝転がったときの心地よさ。
    うん、分かりやすい。
    物がない空間て 気持ちいいよねー。
    でも「田舎」では無理なんだ!

    まず「冷蔵庫」代わりにする商店が「近く」にない!
    「ストック」は嫌でも必要!災害時ひと月も助けが来ないこともあるから!
    同居人「モノさん」の家賃が(都会に比べれば)安い!
    モノを作る、育てることをしている人間にとって、「道具」はなくてはならないもの!→クワがなければ畑を耕すのは大変だよね!?

    ……それでも真似できるところは真似したい。
    モノを「自分の価値」を伝える手段にしていると、モノは増えていく、ってのは同感。
    モノはモノでしかないよね。つまるところ。

  • 読了:2016/2/28

    ぼくたちにもうモノは必要ない

    p. 116 モノがないので「散らかる」ということ自体が起こらない。

    p. 142 「365日のシンプルライフ」のように、すべてを貸倉庫に預け、1日1つのモノを取り出せる、という暮らしをするとしたら何から取り出していくか?

    p. 200 固定された家に住むことのリスクは年々高まっている。モノが少なければどんな住まい方も選択しやすい。

    冒頭のモノのない部屋の写真と、捨てるリストは面白かったが…その他のところは「こいつ半分寝ながら書いてんのか?」というくらい取り止めもなく色々な方向へ行く。犬も寂しければうつ病になる、増え続ける自殺者、本棚を自分だと思い込んだぼく…。

    p. 220 「無理めの女の子に思いを伝え、付き合えた。」ミニマリズムの好循環の一つらしいんだが…。まるで女にはランクがあって、ランク上の女を入手することが自分の価値を上げてくれるみたいに思ってそうだな。モノに執着するな!と言いつつ、他人すらモノと同じに考え、モノを手に入れることに執着しているじゃん、と思った。

  • 日々のストレスの多くは「有形無形に限らず、ものを持ちすぎていること」で生じることを述べている本。
    「手に負える以上にものを持っていると、道具だったはずのモノたちは、いつしかぼくたちの主人になる」というフレーズにグサッときた。手に負えるというのは、しまった場所を覚えていて必要になったときすぐに取り出せることを言う。

    ものを増やすことはそれを維持するための家事が増えることを意味する。更に、もの自体が常に無言のメッセージを発しているため、それを無意識で受け取ることのストレスが脳の容量を圧迫してしまうことにつながる。
    ものに囲まれていた頃は自堕落で後ろ向きな生活をしていた作者が、まるで別人のように家事を楽しみ、時間を守り、日々を楽しみ、人生にメリハリをつけられるようになったという。

    本書を通じて、断捨離の意義の1つは、ものの圧力から物理的にも精神的にも自由になれることであること。もう1つは必要なものと本当に大事なものだけ手元に置くことによって自分の価値観を再認識できること、つまり自分探しの旅ができることだと感じた。

    あと個人的に、早稲田卒の人の書く文章はユーモアに溢れてて読みやすくて好き。

  • ミニマリストの主観的実践論。既知のものがほとんどだったから斜め読みだけど、見出しを眺めているだけで断捨離魂が刺激されたのでよき。
    『街があなたの「間取り」です』というフレーズはなるほど。

    ひっかかったところが一か所。
    ストックはやめようという考えはいいと思うけれど、「非常事態のときに自分のためだけに買いだめするのはカッコ悪いから普段から買いだめはやめよう」というのは論点がずれているような気がした。そういうときに必要になるものは普段から備えておくからこそ、有事の際に慌てて買いに走る必要がなくなるのではないかな。

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