ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- ワニブックス (2015年6月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847093463
感想・レビュー・書評
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ミニマリストの思考、精神がまとめられている本。
ミニマリストは思考、精神であって、モノの数はこのくらいとか何もない部屋に住むとか寝袋で寝るとかではなく、こういう思考でモノを持つ、捨てるという根本がわかるので、モノが多くて疲れている人や今からミニマリストについて学びたい人にはおすすめ。
一方で方法論は一般的なものが多いので、既にモノを減らしている人やより良い方法を学びたいひとにはあまり目新しいことはないかもしれない。
ミニマリストを知る上では有用だとは思うが、本としては私は好きではなかった。まず文章が上手くない。海外の本のような語りかける感じを目指したのかはわからないがユーモアがないのでただ稚拙な印象を受けた。
そして内容がまとまっていなくて、ミニマリストを知って欲しいからか、よく見せたいからか、あれもこれも思い付いた良いモノをとにかく詰め込んでいて、読んでいると疲れてくる、というか同じようなこともあって飽きてくる。
自分の基準と言いながら、ジョブズをはじめとした権威効果をわりと頻回に持ち出して、ほらジョブズもこうだったんだよ?だからすごいんだよ?という構成があり、一貫性が私には見えなかった。周りの評価を気にしないといいつつ、すごく気にしているなぁと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初のカラーページだけ面白かった
同じことばかり書いてあって、文書ももっとミニマルにした方がいいのではと思った -
この本も必要ない。
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ミニマリズム系自己啓発本といったところか。
方法論的なものを期待していたのでミスマッチ。
ミニマリストに興味があるけど、そういう本を手に取ったことない人にはいんじゃないかな。