ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- ワニブックス (2015年6月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847093463
感想・レビュー・書評
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本要約ちゃんねるにて
まずは捨てると言う事を試してみよう
今すぐ出来ることです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつ読んでも物を減らしたくなる。具体的な方法(洋服はこう捨てろとか、書類はこう整理しろとか)は一切ないけど、ミニマリズムの基本が全て詰まってるから減らすことができる。そして減らすことよりも、気持ちの持ち方が著しく変わるような、目線を持てる。基準は自分。
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何回も読みました。
単身赴任を機に一気にミニマリスト になりました。
もので溢れかえった部屋から、ものがない部屋になって改めて読むと…
そこで得られた感情や得たモノに非常に酷似している。
モノに関する考え方として、
「家に所持するのではなく、街全体で考える」
その思想の重要性に気づける本。
定期的に読み、断捨離を続けたい。 -
ミニマリストtakeruさんが影響を受けたと聞き読んだ一冊。takeruさんのYouTubeを長いこと見ていることもあり、「あ、あの時言ってたフレーズはこれかぁ」という場面が多くあり、ミニマリストになりたい人にうってつけの本だと思った。語り口調や、自身のエピソードがおもしろい。
モノを捨てる時、人はアイデアマンになる件はあるあるで笑ってしまった。
ときめくものも捨てる、は衝撃だった。
必要最低限のモノだけに囲まれて、幸せに気付きながら生きていきたいと思った。 -
モノに踊らさせられている生活を何とかしたくて…、というわけではありませんが、こういう生活いいなと思います。
同時に自分が、いかに余分なものに惑わされているかも気づきました。
新しいモノが出たら買わねばという考え、買うことは悪くないのですが、それは本当に今後大切にできるのか。
やがて部屋が押し入れが一杯になり、ホコリのかぶった中からひとつ取り出すのに延々と時間がかかる、なんて、僕は嫌だなぁと思ったのでした。
お金も続きませんしね。
この本を読む前から、そういう心がけはしていました。
着るものなどはもともと関心がなかったからともかく、本やら趣味のものやら、つい買ってしまったもの、今後も大切にできそうにないもの、一気に売るか捨てるかしました。
一通りモノを減らしてみましたが、少しはいまやりたいことに集中できるようになったと思います。
それでもまだまだと考えていますが、しかしこの本にもあるように、モノを減らすことが目的ではないのです。
手段ということを、忘れてはいけないと思います。
こういう考え、目に見えないモノにも通じるかもしれません。
頭の中の知識や考え方、人付き合い、などなど。
もちろんモノが一杯あった方がいいという考えも素晴らしいと思います。
しかし僕には…、こちらの方があっているかなぁと読みながら思いました。 -
最初回りくどいな、と思う部分が多かったけど、後半は特に面白かった。
モノを減らす本もいうより、モノを減らすという行動で人生がどう変わっていったか教えてくれる本だった。
SNSは良いところもたくさんあるけど、周りと比べてしまう事も増えるので、上手く付き合っていくべきだなと思った。
今、が何より大事だと改めて思えた。
モノを出来るだけ減らして、スッキリ暮らしたい。 -
数年前に読んだ本。
ミニマリストまではいけないけど、シンプルライフを目指すきっかけになった。
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幸せのお手本を捨てる、というところが自分の今の悩みにフィットして、なるほどなと思った。今あるものに感謝。そのためにもものに目を向け、精選していこうと思った。
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★読んで感じたこと/思ったこと
・最近流行のミニマリスト本の中でもなかなかに充実した内容で読めた。ことミニマリストに関しては個人差こそはあれど、「自分なりの追求」が完了した時、その環境は聖域に等しいだろう。ここ数年で、自宅での仕事や学習が増える中、「家という空間」に時間やお金をかけたりする事は、ごく当たり前になってきていると思う。自己投資も大事だが、家という「環境整備への投資」も重要なのだろう。
<第1章>まとめ
◎ミニマリズムは「目的」ではない
◎僕らはスマホで何でもできる
◎「人間」は50,000年前のハードウェア
→脳の作りは変わっていない
<第3章>捨てる方法55!
◎まず、「捨てられない」と言う思い込みを「捨てる」
◎捨てる事は「失う」ことではなく、「得る」ことである
◎「収納」「片付け」と言う発想を捨てる
◎デッドスペースはデッドスペースのままにする
◎熱く語れないものは捨てる
◎ 視覚にうるさいものは捨てる
◎捨てられるか「悩んだ」時点で捨てられる
<第4章>僕が変わった12のこと
◎時間ができる
→もののために失う時間を考えてみよう
→何者かになりたまえ!と言う脅迫観念
◎人と比べなくなる
→一瞬で不幸になれる方法が「人と比べること」
→人の目線のためにあるものを捨てる
◎行動的になれる
→「やらなかった後悔」より「やっちまった後悔」を選ぼう
◎集中力が高まる。自己に徹する
◎節約だってできる。エコにもなる
◎健康になれる。安全である
◎感謝できる
→感謝だけが「飽き」に対抗できる
<第5章>まとめ
◎幸せに「なる」ことはできない
→「なる」のではなく「感じる」幸せ -
「なぜモノを増やしてしまうのか」というところから論理的に分析していくのが特徴的な断捨利本。
(とはいえ、後半はやはり精神的な話に行き着くのだけど)
普段考えていることと重なるところもあり、元・汚部屋出身の筆者に共感する部分も多い。
「これを失くしたとして、もう一度買いたいか?」と考えるのは、何かを手放すときにとても有効だと思う。