頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。

著者 :
  • ワニブックス
3.17
  • (1)
  • (4)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 188
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847096167

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 古典に精通している大学教授である著者が頭で考えていることを上手く伝えるために日本語の語彙力を高める手法を現代人に向けて書いた一冊。

    本書を読んで色々な意見を参考にして広く情報を収集することや相手を思いやりながらも中庸でいることの大切さが相手に想いを伝える際に大事なことであると感じました。
    また、著者が専門とする古典や漢詩から言葉の趣を感じることもでき、自分の言葉にする際のテクニックも学ぶことができました。

    相手の立場になるために古典を中心とする読書を行うことやその際に思考を言語化したりすることや自分の中の言語化したものをあまり吹聴しないことなど自分自身の行動のなかで意識することも本書で学ぶことができました。
    そして、実践的な会話のテクニックとしてオノマトペを使うことや結論から先に言う時も日本語の性質を考慮して言うことなどは今後使っていきたいとも感じました。

    本書のなかでも類語辞典を活用して語彙力を伸ばしていくというアプローチは是非とも試してみたいと感じました。

    古典に精通する著者ならではの切り口で現代人の語彙力を向上させる本書の内容はいい勉強になりました。
    本書で学んだ様々な言葉のテクニックを使い、中庸の立場を大事にして自分らしく伝えられるように日々研鑽していこうと感じた一冊でした。

  • とりあえず手っ取り早く、
    上手な会話のテクニックを得ようとしてこの本を開くと
    肩透かしを食らうかもしれません。
    この本が教えてくれるのは、それよりももう少し大切な事。

    どんなに流暢に
    どこかで聞きかじったネタを
    面白可笑しく披露するテクニックがあったって
    それが自分の中から湧き出た言葉でなければ
    相手には何も伝わらない。
    インプットしたものを
    すぐにアウトプットするのではなく
    自分の中に取り込み、きちんと自分の血肉にしてから口に出すことの大切さを
    再認識しました。
    正しい言葉を知ること、古典や詩を読んで教養を磨くこと。
    遠回りなようでも確実に自分の「言葉」が手に入る方法のようです。

  • 頭の中を言葉にするにはやはり語彙力が必要。

    そしてその語彙力を増やすにはやはり読書ですね、という話で納得です。

    著者は古典をすすめていますが、そういえば私はあまり古典は読まないなぁ。

  • 【No.233】「考えていることを言語化できなければ、考えていないも同じ。頭の中で言語化した思考も、言葉にして伝えなければ、考えていないも同じ」「言葉にできないということは、思考が明確にできていないということ」「何がなんでも自分の考えを100%理解してもらおうと思っても、それは土台無理な話」「繰り返し考えているということは、今の自分にとって非常に重要なことだと言えます。アウトプットせずにはいられない、と感じていることの可能性が高い」「自分の中に、常にいくつも種を持っておくこと。たくさん種を抱えておけば、ある種は時機でなくても、別の種ならば、今発芽できるかもしれません。あるいは、常に備えておけば、そのときがきても慌てずにすむのです」

  • やっぱり語彙力が必要
    古典を読んでみよう

  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=153573

  • 頭の中を整理して話すことが大切。

  • あまり印象に残らない。

  • うん。新しい発見はなし。

    でもさすが山口さんと思うのは、古典をひいてくるところ。

  • 古典に挑戦しよう、という気持ちになる本。冒頭でネガティブな言い回しが続いて、息苦しくなってしまったけれど、
    それを乗り越えたらスルスルと読めた。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1963(昭和38)年、長崎県佐世保市生まれ。大東文化大学大学院、フランス国立高等研究員大学院に学ぶ。専門は、書誌学、音韻学、文献学。広い視点から、わかりやすく話をするスタイルで、テレビやラジオにも数多く出演。『日本語を作った男 上田万年とその時代』(集英社インターナショナル)で第29回和辻哲郎賞を受賞。『音読力 読み間違う日本語の罠99』『日本語の奇跡』『ん』『カタカナの正体』など、言葉にまつわる書籍多数。

「2018年 『あいうえお五十音図は明覚さんが映し出したことばの曼荼羅です。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。のその他の作品

山口謠司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リンダ グラット...
村田 沙耶香
伊坂 幸太郎
佐藤 雅彦
佐々木 圭一
辻村 深月
伊坂 幸太郎
スティーヴン・ガ...
有効な右矢印 無効な右矢印

頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。を本棚に登録しているひと

ツイートする