頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。

著者 :
  • ワニブックス
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本棚登録 : 340
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847096167

感想・レビュー・書評

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  • 古典に精通している大学教授である著者が頭で考えていることを上手く伝えるために日本語の語彙力を高める手法を現代人に向けて書いた一冊。

    本書を読んで色々な意見を参考にして広く情報を収集することや相手を思いやりながらも中庸でいることの大切さが相手に想いを伝える際に大事なことであると感じました。
    また、著者が専門とする古典や漢詩から言葉の趣を感じることもでき、自分の言葉にする際のテクニックも学ぶことができました。

    相手の立場になるために古典を中心とする読書を行うことやその際に思考を言語化したりすることや自分の中の言語化したものをあまり吹聴しないことなど自分自身の行動のなかで意識することも本書で学ぶことができました。
    そして、実践的な会話のテクニックとしてオノマトペを使うことや結論から先に言う時も日本語の性質を考慮して言うことなどは今後使っていきたいとも感じました。

    本書のなかでも類語辞典を活用して語彙力を伸ばしていくというアプローチは是非とも試してみたいと感じました。

    古典に精通する著者ならではの切り口で現代人の語彙力を向上させる本書の内容はいい勉強になりました。
    本書で学んだ様々な言葉のテクニックを使い、中庸の立場を大事にして自分らしく伝えられるように日々研鑽していこうと感じた一冊でした。

  • とりあえず手っ取り早く、
    上手な会話のテクニックを得ようとしてこの本を開くと
    肩透かしを食らうかもしれません。
    この本が教えてくれるのは、それよりももう少し大切な事。

    どんなに流暢に
    どこかで聞きかじったネタを
    面白可笑しく披露するテクニックがあったって
    それが自分の中から湧き出た言葉でなければ
    相手には何も伝わらない。
    インプットしたものを
    すぐにアウトプットするのではなく
    自分の中に取り込み、きちんと自分の血肉にしてから口に出すことの大切さを
    再認識しました。
    正しい言葉を知ること、古典や詩を読んで教養を磨くこと。
    遠回りなようでも確実に自分の「言葉」が手に入る方法のようです。

  • 1.社会で通用するビジネスマンはどんな人か?と考えたときに、曖昧な思いを言語化できる人という答えにたどり着きました。そこで、言語化できる人は頭の中で何が起こっているのかを知りたくて購入しました。

    2.言語化するためには、日々のトレーニングが必要です。まず大切なのは、何かを思ったときには、とにかく紙に書いてみることです。まずは、2軸思考で考えてみることです。例えば、相手の利益を縦軸、自分の商品を横軸にとり、商品について考えてみることから始めてみるのもいいと述べています。その次に、5W1Hで物事を考えることで、要約も兼ねることになるので、思考力や表現力を身に着けるきっかけになります。ほかにも、40字でまとめることや単純な要約をしてみるなどをして、鍛えることもできます。

    3.書けないこと=考えていないことと教わり、なかなか言語化できなくて毎日苦労しています。この本を読んで、自分の思いを言語化するために自分なりにいろいろやってきましたが、最初から完璧を求めすぎて、途中で詰まるということが度々あります。自分はこう考えているということに対して、キーワードでもいいので紙に書き抱いてみたものの、納得いかないことが多かったです。まずは、2軸思考を試していきたいと思います。

  • 頭の中を言葉にするにはやはり語彙力が必要。

    そしてその語彙力を増やすにはやはり読書ですね、という話で納得です。

    著者は古典をすすめていますが、そういえば私はあまり古典は読まないなぁ。

  • 【目的】
    思考の言語化力を養う方法を知るために読んだ。
    【内容】
    ⚫︎相手の立場に立って話す。
    物事を伝えるためには相手の立場に立って話さないと伝わらない。例えば自分と相手との前提知識が異なる場合、そのことを考慮して話す必要がある。
    また、相手の感情に関して言えば、相手の立場に立って考えるためには読書が良い。主人公の立場になって物語を読み進めていく経験は現実世界で相手の立場を考える際に役に立つ。
    また、5W1Hを交えて話す。
    状況を説明することで相手がイメージしやすいようにする。

    ⚫︎思い、考えたことを40字にまとめる。
    思ったことをすぐに文章にすることで、言語化力を鍛える。自分が考えたことを40字でノートにまとめることを常に意識しよう。

    ⚫︎自分の世界観を打ち壊してくれるような作品に会う。
    自分が知らない、経験したことない分野について知ったり体験することで視野を広げる
    例として著者は「韓非子」や「聖書」をあげている。
    【感想】
    思ったこと、考えたことを40字にまとめるというトレーニングは思考の言語化能力向上につながると考えたため、実践していきたい。
    本書の前半は思考の言語化の重要性やその方法を記載しており、学びになった。
    後半は漢籍や詩歌から表現力や語彙力を養おうという、著者の単なる趣味によって文字数を稼いでいるようにしか思えなかった。確かにそのような文学作品を読むことで表現力や語彙力は増えるであろうが、思考の言語化能力向上には直接的には関係ないのではと感じた。



  • 技術的なことより、語彙力や感性とかの高め方についての本。表現方法や言葉の使い方、行間の読み解き、言葉に対する知識を深めることを大事としてる。
    自分としては、誰かの言葉の受け売りをすることがすごく多いと感じてる節があるから、自分のだけの表現は身につけたいなと思った。古典とか純文学に苦手意識がとてもあったけど、身につけるためっていう目的意識持って読んでみようかな。

  • 21/1/31読了
    1回目

    ◆印象的な部分
    ・ただ漠然と読み流していると、大切なポイントを読み飛ばしてしまったり、あるいは前半に読んだ内容が自分の中に定着しません
    →40文字以内で5W1Hを意識して要約する訓練をする(p.77)
    ・とにかく、自分が言いたいと思ったものから、四割を削ぎ落とす(p.83)
    ・音読の効用は、口が滑らかになる、語彙や日本語のリズムが身につく、医学書などを読むと健康にも良い(p.199)

  • 語彙力のつけ方が参考になった。

  • 9/17読了
    アウトプットを上手にするためには、インプットの質量ともに大切である。インプットの方法としては、お風呂での文庫本の音読がよい。

  • 請求記号 809.2-ヤマ
    資料番号 300632783

    新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC)
    https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=frombib&lang=0&amode=11&opkey=B158834251328972&bibid=1000124626&start=1&bbinfo_disp=1

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著者プロフィール

1963年、長崎県に生まれる。大東文化大学文学部教授。フランス国立社会科学高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経る。
著書にはベストセラー『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』(ワニブックス)をはじめ、『文豪の凄い語彙力』『一字違いの語彙力』『頭のいい子に育つ0歳からの親子で音読』『ステップアップ0歳音読』『いい子が生まれる 胎教音読』、監修に『頭のいい一級の語彙力集成』(以上、さくら舎)などがある。

「2021年 『文豪の名句名言事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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