寝る前に読む 一句、二句。 - クスリと笑える、17音の物語 -

  • ワニブックス
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847096174

作品紹介・あらすじ

1日の終わりに、愉快な俳句と小さな気づきを。俳人姉妹が軽妙に語り合う「ケーハツ的」対談。

感想・レビュー・書評

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  • わずか17音ながら俳句の世界観は途方もない。
    それが句集ともなれば、まるで星の集合体<銀河>のごとき読み応えである。
    嫌いじゃないので、良く手にはするのだが、
    (そういえば、最後まで読み通した事が無かったな…。)
    と、いうわけで
    「寝る前に読む一句、二句。」なのである。
    (丁度良い♪)

    一句、一句をプレバトでお馴染み夏井いつき先生と、妹さんのお二人でじっくり語りつくす。
    ご自分達の人生を絡めながら、手持ち(?)のお互い好きな句を持ち出しながら、そうそう、
    俳句と彼女らまるで3人で話し合ってるかのような面白さ。
    (このペースじゃ、死ぬまで読める俳句の数はたかが知れてるかなぁ。)
    でも、かみ締める様にゆっくり味わいたい私にはぴったりの良書だった。

  • 夏井いつき先生と妹さんが解説している俳句本。とはいうものの、「はじめに」あるように、啓発本(ケーハツ本)かな。堅苦しくなく、姉妹の楽しそうな対談で、句をテーマとした話が書かれている。イラストに惹かれて手にとってみたんだけれど、俳句の知識なくても十分楽しめた(笑ってしまうお話も多く、俳句俳句してなくて良かった)。俳句については、自然や周りをよく見て、愛を持って観察しているんだなあって。だいぶ私とは目線が違うので、いい刺激になったかな。家族について、老いについて、癒しについてなどなど、姉妹の考え、気付き、満載の一冊。

  • そもそも575じゃない作品が多い。
    語感に想像を馳せるというのは大事なことかも知れないけど、背景知識、人間関係、句と句の関係など知っておかないと楽しくないことも多い。正直わたしにはよく分からなかった。

  • 「プレバト」でおなじみの夏井先生とその妹の俳句解説を通した人生ケーハツ本。夏井先生のひととなりがよくわかる。

  • イラストがカラフルで可愛い。。。けど、なんか思っていたのと違って驚いた。借りる時はやっぱり中身を確認してからの方がいいんだなぁ…と思った。妹さんとの「ケーハツ」対談集。

  •  夏井いつきさんといえば、プレバトの毒舌先生で一躍有名になったけれど、地元松山では随分前から俳人としてご活躍のお方。初めて著書を拝読。俳句について、妹の千津さんと軽妙に語り合う啓発本ならぬケーハツ本。
     その会話は赤裸々に、そしてとても軽妙で、でもそこかしこに散りばめられた教養、知識の深さに脱帽しながら、あっという間に読破しました。でも、何度も読んで何度も味わいたい・・そんな一冊でした。

     選句もまたバラエティーに富んでいて。
    『笑い茸食べて笑ってみたきかな』鈴木真砂女
     ~暢気に笑っている余裕も暇もない。たまには笑い茸でも食べて思いっきり笑ってみたいものだ~
     鈴木真砂女だから胸にグッと迫るものがあるし、波乱万丈の人生に思いをはせる。これが詠み人が高浜虚子だと、やれやれみたいな余裕の句になる…そうな。
    『百方に借あるごとし秋の暮』石塚友二
     ~心が細る事が一杯あって、金の問題も含め自分がこの世で生きていくって事は「百方に借りがある」ような気持ちで生きていく事なんだと切々と感じた、と。そう読むと「秋の暮れ」という季語が生きる…とも。

     17音という短い日本語が宇宙的な広がりを見せるんだという奥の深さに心すっかり奪われました。

  • ケーハツ本だなんて、どうせケーハクで大したことないだろうと高を括っていたら、これが滅法面白い。選句はもちろん姉妹の俳句談義が絶妙で、イラストもデザインもすばらしい。惜しむらくは、俳句引用元一覧の字が小さすぎること。引用句に脱字がありますが、見つけるのは至難の技。まあこれも修行か。

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著者プロフィール

夏井いつき
昭和32年生。松山市在住。俳句集団「いつき組」組長、藍生俳句会会員。俳都松山大使。第8回俳壇賞。俳句甲子園創設に携わる。松山市「俳句ポスト365」等選者。『プレバト!!』(MBS/TBS系)等テレビ出演のほか、新聞、雑誌、ラジオで活躍中。著書に『超辛口先生の赤ペン俳句教室』、句集『伊月集 龍』(小社刊)、『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』(PHP研究所)、『「月」の歳時記』(世界文化社)等多数。

「2018年 『夏井いつきの おウチde俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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