- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847096549
感想・レビュー・書評
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前半部分が面白い。
判断することが継続を邪魔して生産性が悪くなっている。
判断すること、意識を使う事をなくし、意識しなくても習慣で動けるようになること。
マシュマロテストのように、我慢強くできるのは、誘惑に打ち勝っているというより、誘惑を感じないようにコントロールできているということ。
人間は意識して体が動いているというよりは、行動することにより意識がついくるということ。
巷で言われているような知識を紹介しながら、筆者個人的な最近の対応(マラソンを走る、酒を断つ)などをからめて書かれている。
後半になるとここら辺になんども繰り返しがでてきて少し食傷気味に。
自分のことを絡めて語ることは一人称のようになって良い気もするが、筆者個人自体に興味が持てないまま読むと、他人の日記を読まされているような気分にも少しなってしまう。
はっとすることも多く書いてあるのだが、情報が冗長で少しまとまらない部分も多く、面白くもアリ、ずっと読んでるのが辛いところもあり。という不思議な塩梅の本でした。
ある意味混沌としているというか。
本のボリュームは、HOWTO本のように整理してしまうとかなり減ると思う。(半分から1/3くらいにはなるのでは)
要は、この本はHOWTO本ではないということかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
意識の出番がない事が習慣である。
やろうかやらないか悩んですらいない。
誘惑?言い訳?決断?選択?がない!
習慣とは、きっかけトリガーがあって、ルーチンいつもやる行動ができて報酬喜びがあるもの。
何度も繰り返し脳の報酬と罰則を書き換える事。
著者の経験を元に様々な習慣を身に付けたコツと偉人の名言を分かりやすく結びつけています。
悪習慣をやめたい。良い習慣を身に付けたい方にお薦めです。 -
前作、「ぼくたちに、もうモノは必要ない」がよかったので続けて読んでみた。
(またもオーディオブックで)
時短のためジムトレ中に聞きながらできるのはすごくいいんだが、
こういうスキルをたくさん羅列する系の本はあまりオーディオブックとの相性は
良くないなと改めて思った。
なんか引っかかるフレーズがあったけれど、
聞き返すという行為はなかなかしづらく
記憶の彼方へ飛んで行ってしまうことが多い気がする。
いろいろ気になったことがあった気がするけど、
「習慣はクソゲーだ」ってフレーズが一番頭に残った。
習慣にするまでが一番難しく、(ラスボス級)そこを倒せればどんどん易しくなっていく。
だから、習慣とする際の最初の目標は超簡単なことにしておいて、
続けやすいことに設定するべし、というのは参考にしたいと思った。
ついつい決意表明みたいな感じで、今できもしてないのにいきなり高い目標を掲げがちで
案の上続かないことが多い。参考にして習慣化を目指そうと思う。
後は、普通の人は未来を見据えた大目標(背骨的な?)みたいなものがあってそれに向かって
習慣が成り立たせるものだが、自分にはその大目標がない(緩い?)からすぐに自分に甘くしてしまう。
ただ、生きやすいのは直近の自分だけで、将来的に考えるとよくないってのは
聞いていてずっと思ったこと。
次やること
□自分の大目標とは何か。絶対守りたくなるくらいまで検討を進める。
□その大目標に即した、継続して守りやすい習慣をいくつか設けて着実にこなしていくこと。 -
◆どうして読もうと思ったのか?
習慣のお勉強をしたくなりました。
おそらく読むのは3回目です。何度読んでも学べる部分が多いので今回も勉強をしに参りました。
◆どんな本なのか?
習慣化への意識を向上させ、継続力を上げてくれる本。
毎日の習慣が、現在の自分を形成しているからこそ、習慣化する大切を教えてくれます。
そして、習慣化のコツがふんだんに詰まっているので、習慣化が苦手な人でも継続する力を身につけることができる1冊です。 -
意識を呼び出さず、ほとんど考えずにする行動=習慣。色々考えて行動しているように思うけど、人間の行動の大半は無意識でできている。自分のしたいことを、なんとなくそれが当然の流れ、というようにできてくるとよい。選ぼうとすると、目の前の喜びに飛びつきがちなのは生物学的に回避しづらい部分がある。
明日の自分はスーパーマンではない、という言葉が残った。今日できるコツコツしたところから始める。 -
習慣にしたいこと
読書、ジム、ストレッチ、瞑想
やめたい習慣
飲酒、YouTube、スマホゲーム
うんうんそうだよなって感じの本で、目から鱗みたいなもんではないが、逆にだからこそ実践できそうだと思える本だった。
次回作は、酒のやめ方みたいならしいから期待w -
賢い人なんだろうな。読みやすく飽きもこない。同じ事を、何度も言い方を変えて引き延ばしたのではない。きっちり、新しい情報を加えていってのこの内容量。
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ぼくたちは習慣で、できている。
著:佐々木 典士
才能は「与えられる」ものではなく、努力を続けた後に「作られる」ものである。その努力は、習慣にしてしまえば継続できる。その習慣の方法は、学べるものである。
本書の構成は以下の4章から成る。
①意志力は、生まれつき決まってる?
②習慣とは何か?
③習慣を身につけるための50のステップ
④ぼくたちは習慣で、できている。
おもしろい文章を書く人だなぁという印象。習慣を説明するためにやれ「マシュマロ」だ。やれ「マシュマロ」。そして「マシュマロ」を持って説明している。おそらく色んな考えを持って「マシュマロ」を持ち出しているものの口の中が甘くなるイメージで序章を終えてしまった。
そのあとはマシュマロではなく、歯切れの良い、テンポ感抜群の表現でわかりやすく私たちに「習慣」を染み入るような説明で説いてくれている。
ためになる点も多かったものの読み物としてふははと心の中で笑いながら読むことができた。
楽しい読書も早く苦と思わず習慣にしたいものである。 -
これは保存版です。自己啓発系の部類に入るけど、自己啓発部類に入れたくないような本です。
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読み応え十分でした。
習慣をテーマとし、様々なクリエイターやアスリートの名言からの考察がロジカルに語られていました。
私はこの本を読んで、やめたい習慣をやめることにらトライしようと思いました。
やめたい習慣のトリガーを一つ一つ考え、やめるための対策を考えてみます。
習慣の最大の目的が、自分をご機嫌にすることにあることを知れ、有益でした。
好きな英語の勉強や運動も、苦しくなるまではやらない。
自分のご機嫌をとりながら、自分の人生をよりよくするために習慣を取り入れて継続したいと思います。
著者プロフィール
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