ぼくたちは習慣で、できている。

著者 :
  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847096549

感想・レビュー・書評

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  • 結果の前に才能。
    才能の前に努力。
    努力の前に習慣。 

    人を決めるのは、遺伝か、環境か。

    「人生とはできることに集中することであり、
    できないことを悔やむことではない。
     ホーキング」

    この言葉が沁み入りました。

    他人をあれこれ羨んだり、
    自分を卑下したりしてる暇があったら、
    自分が目指す姿のために淡々と習慣に
    取り組みたい。

    はて、自分が目指す姿とは?というところで
    立ち止まってしまうのだけど、
    それも今得たいと思う習慣の先にある
    という風に考えてもよいのかも。

  • 「習慣」がなぜ大切なのか、「習慣」化することで得られるメリット、「習慣」にするためのステップが書かれている本。
    作者の実体験、著名人などの経験談も織り交ぜられているので、説得力がある。

    個人的に、読んでいてとても気分がよかった。その理由の一つとしては、作者が経験、また思考した「習慣」に関するあれこれが、自分と似ていたから。自分が、作者と似ていた李同じような経験や考えをしたことを知り、共感できたため、本の内容がすらすらと入ってきて気持ちよく読むことができたと思う。

    個人的お気に入り文章
    p.320
    苦しみ「これからちょっとキツくなるらしいぞ。やめとくか?」。
    ぼく「おいおい、誰にものを言ってるんだ?」。
    さあ、靴紐を結んだら、とにかく走り出してみようじゃないか。

  • 【ぼくたちは習慣でできている 著者:佐々木典士】
    ・自由時間は多すぎないほうが幸せ
    時間があったら、できると連想するが時間がありすぎるとできないこともある
    例)今までは昼食後の10分間だけ本を読むのが楽しみだった
      仕事を辞めたら無理に読まなくなる
    CF)人の心は一日7時間以上の自由時間があると幸福度が下がる

    ・人はとにかく待てない(双曲割引)
    報酬がはるか遠くにあると今日やろうと思えない
    ・その一方で待てる人たちがいる(意思の強い人)

    ・意志力
    感情が意志力を左右する(自己肯定感や、応援されている環境)
    自己否定感や不安があると、セロトニンという成分が増加し達成を疎外

    ・環境を変えると意志力も変わる
    マシュマロテスト
      イラストやトレイで隠す
      歌を歌いながら待つ
    ドーパミンとの関連性
      ビールを飲むことから、ビールを注ぐ音に反応するように
      lineの中身ではなくスマホの通知に反応するように


    意識が呼び出される時=いつもと違う時

    習慣の3つの要素
    「習慣の力」チャールズデュヒックより
    ①トリガー
    ②ルーティン トリガーによって引き起こされる行動
    ③報酬


    習慣のためのポイント
    ・悪循環を断ち切る
      ストレス改善のために必須と考えてしまうこと
    ・一番難易度の高い時に行う
      そうすると、そのあとは自然とできるようになる
    ・習慣のトリガーと報酬を洗い出す
    ・キーストーンハビット
    片づけ。運動、早起き(どうせ五分後にはすっきりしている、今日一日を担っている)
    ・日記を書くこと(事実を淡々と書けばいい)
    ・やる気はやる前にはでない。ジムで腹筋するより、ジムに行くことが難しい
    ・ハードルを下げる
      距離と時間
      手順
      心理
    ・例外を作らない(毎日する)
    ・第三者目線で考える
      自分はいいけど○○だったら、どう考えるかな
    ・途中で辞める
    ・習慣を記録する
     アプリWAYOFLIFE
    ・休みは全力で休む
      寝る前の環境をつまらなくする
      パワーナップ
    ・目的と目標を混同しない
    ・やらないよりやったほうがまし

  • 習慣への理解が深まる本。本書は、習慣がいかに有益か、そして習慣をいかに身につけるかを教えてくれる。特に天才と言われる偉人たちやトップアスリートなどが、実は地味な習慣から生み出されていることを強く印象付けてくれた。本書で紹介されている『天才たちの日課』は私自身もともと興味を抱いていた本。本文中で何度も引用されていたため、ますます読みたい気持ちが高まった。佐々木氏の前作『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』ほど、強烈なインパクトはなかったものの、本書の内容を身につけたいと静かに思える1冊だった。

  • 毎日行きたありばったりはだめって(泣)
    毎日スケジュールたてるのは嫌だー

  • 習慣とは癖、その人の規則性
    いきなり生活習慣はかえられない
    変えるためには少しずつでも変えていく
    ついでにできるよう動線やリズムをつけることが大事

  • きちんとしていたい自分にとってはとても参考になり実践しやすい内容だった。時間割で行動すると自分の限界を知れるのはなるほどと思った。色々やり過ぎだったかもしれない。
    人の目を気にするのではなく人の目をうまく使う。
    第三者の目線で考えるのも面白い。
    成長を報酬にしてはいけないんだ。なるほど…自分が続かない理由がわかった。

  • 習慣の大切さと、習慣を身につけるためのステップを学ぶことができる本です。
    最初のハードルを下げること。大人も時間割が必要。安易に「例外」を作らないこと。などが特に参考になりました。

  • 習慣=意識を呼び出さず「ほとんど考えずにする行動」

    意識やモチベーションでは続かない。ホットシステムを抑えるためのクールシステムでさえ、都合よくズルをする。
    そのために習慣が必要。
    とにかく目標を小さくできるところから始める。
    ひろゆきの無敵のルールにも通じる。

    ★早起きは先方であり大将
     失敗すれば自己否定感。1日をダラダラ…
     ただ成功すればその逆!

    ★ただ座れ
     集中なんて後からついてくる。座る時間を決める。

    ★時間を天引き
     運動、睡眠、食事、休憩は24時間から天引き。それ以外でやりくりしろ!

  • 「ブログ書きたいない日は、ブログ書きたくないってことをネタにする」というような言葉が気に入った!

    読んでいて不思議と元気が湧いてくる、力を入れすぎないちょうど良い塩梅のライフハック本!

    読みやすーい。

    いいことたくさん書いてあった。

    ハードルは下げてもいい…努力することへのハードルを下げてくれるというか。

    読んできっと前向きな気持ちになれます。

    あんまりライフハック本とか読まない人も気軽に着手できる本だと思うから、おすすめ。

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著者プロフィール

佐々木典士(ささき・ふみお)
作家、編集者、ミニマリスト。1979年生まれ。香川県出身。早稲田大学教育学部卒。出版社3社を経て独立。クリエイティブディレクターの沼畑直樹とともに『Minimal&ism』を開設。ミニマリズムを紹介した初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス、ちくま文庫)は海外25カ国語に翻訳されて、世界累計60万部のベストセラー。

「2022年 『ぼくたちは習慣で、できている。増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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