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- Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847126840
作品紹介・あらすじ
刑法の基本原理と個々の論点をむすびつけることにより、刑法の「思考方法」を明らかにした。刑法各論の重要問題について、判例・学説の動向を明らかにし、複雑な学説状況の客観的な整理を試みた。刑法講義の実況中継方式を採用し、専門書の水準を維持しながらできる限り平易に解説した。法科大学院・学部の講義をフォローし、基本書の行間を埋めることにより教育的効果を追求した。平成18年法改正に対応。
感想・レビュー・書評
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刑法各論の重要論点の解説本。非常に分かりやすい。学説の引用も多く、詳しい。学説対立の本質がよく分からない人は是非読むべき。
ただ、新司法試験対策としては学説を覚えることは不要なので、自説の理解や、説得力補強という限度で読めばよい。名著です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終的に前田説に引き込まれるなどと言われていて、そのために敬遠する人もいるとか。でも、最終的に著者が前田説をとっていても、その他の学説の説明は十分にされている。基本書の解説本を歌っている通り、基本書には書かれていない学説の考え方の背景や議論の出発点がきっちりと書かれている。理詰めの刑法では、これがありがたい。これを読まない理由がわからない。
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