低量放射線は怖くない

著者 : 中村仁信
  • 遊タイム出版 (2011年6月25日発売)
3.29
  • (0)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • 本棚登録 :22
  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860102999

低量放射線は怖くないの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 放射線について知る、良い機会になりました。

    対談形式で素人でも読みやすかったです。

  • 現在、何何シーベルトや、ベクレルといった数値で多くの日本人が恐怖に陥っているように思える。「放射能アレルギー」である。
    ほかならぬ私もそうで、放射線、放射能を怖れていたし、ニュースで聞くのと実際のところはどうなのだろうかという疑問もあった。

    本書におけるキーワードは、放射線よりも、「活性炭素」。
    放射線を浴びても、タバコを吸っても、さらに運動をしても出て、細胞が破壊され、人体に悪影響であるという点は変わりない。

    むしろ、定量の放射線は、自然界にもいつも存在していて、低量であれば、問題がないどころか、むしろガンを抑制するという報告もある。

    むしろ、ストレスのほうが活性炭素をつくりだし、発がんの原因になるとも述べられている。

    広島の原爆での発がんのデータもしっかりと報告されている。

    100mSv以下は、健康に問題がないとされているが、原子力関係者のなかでも「安全な被曝量など存在しない」など諸説が分かれている。

    とくに、著者は、原子力関係者ではなく、元ICRP(国際放射線防護委員会)の医師からの立場でもあるから、
    むしろ、被曝そのものよりも、ガンということを考えています。

    ただ、自然界の放射能と、今回の原発での放射能とは質が違うように思えるのだが、そこあたりについて言及もして欲しかったし、福島の子どもたち、教育環境についてどうすべきかも触れてほしかったというのはある。

    著者の立場としては、事故の重大さをうけて、「原発はいずれはなくすべし」という考え方のようですが。


    「放射線の危険性、安全性について正しく分かった」とは今の立場からは言えないが、福島の風評被害がなくなるよう本書が一定の役割を果たすことを期待しています。

  • 放射線は極度に恐れることはない。自然に浴びている放射線と、原発の放射線はまったく同じもの。微量の放射線は身体に良い?

  • 原発には反対だが、放射線が怖くないなら話は別だよな、と思って読んだ。
    「放射線は低線量であれば体によい」と言って物議をかもした中村先生の座談会形式の本。問題の放射線ホルミシスの部分は、事例やデータの扱いが杜撰な印象を受けた。そういう効果はあるかもしれないが、こんな論拠じゃ全然説得力はないと思う。
    放射線が直接DNAを傷つけるのかと思ってたけど、放射線を浴びると活性酸素が出て、その活性酸素がDNAを傷つけるの?うーん、まだよくわからないな。

  • 著者は、TV番組で「微量の放射線は安全、体にいい」という内容の発言したことで、一気に名前が広がってしまった放射線科の専門医です。出版社の編集者と対談する形で一気に仕上げたのがよーくわかる本ですが、「放射線とは何か」「放射線が人体に与える影響とは?」の入門書としては、よくできてると思います。この本を読めば、著者がTVで発言した意図もよくわかりますし。

    福島第一原子力発電所(あー、書く度に福島をつけなきゃいけないのがイヤですねぇ。東京電力のモノなのに)の事故と放射性物質の影響については不明な点が多く、素人の私には「わっかんねーよ」の世界ではあるのですが、この本に書かれていることは、医学的な観点から見て、「そうだよなぁ」と納得できる内容でした。発がんのリスクもその通りだと思うし、活性酸素については、事故が起こる前から定説として語られていたことです。

    とにかく放射性物質の影響が不安という人は、基礎知識を増やす意味で、この本を読んでみるのもいいかもしれません。原発事故というハイリスクの現状はちょっと脇に置いておいて、冷静に低量放射線とは何か、人体との関係とは、を理解する助けになると思います。

  • 00ミリシーベルト以下の低放射線であれば、活性酸素ができるだけなので、低放射線を恐れることはないという趣旨の本。

    今のところどっちつかずな自分がいます。。。

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3948111.html

全6件中 1 - 6件を表示

中村仁信の作品

低量放射線は怖くないはこんな本です

ツイートする