だいたい四国八十八ヶ所

著者 : 宮田珠己
制作 : 石坂 しづか 
  • 本の雑誌社 (2011年1月21日発売)
3.71
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860112134

だいたい四国八十八ヶ所の感想・レビュー・書評

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  • 作者のお遍路記。

    信仰心などとは無縁の作者が、ただただ知らない場所を歩きたくて始めたお遍路。
    肉刺に細心の注意を払い、雨やトンネルに悪態をつき、寄り道上等で1200kmの遍路道を進んでいく。
    信仰心はあまり持ち合わせていないので、格好も納経も適当である。
    なのでお遍路心構えとか信仰に対する考えの変化などは求めてはいけない。お寺の描写が少なくても当たり前。
    これはあくまでもお遍路道を辿った旅行記なのだ。
    だからこちらもゆったりと構えてページを捲ることができる。
    あまつさえ、お遍路に行ってみちゃおうかなーなんて思ったりもしてしまう。
    そんなパワーが潜んでいる。
    もう一度お遍路に行くより未体験の何かをしたい、そう言い切ってしまえる作者ならではの旅行記を楽しんだ。

  • 一番札所での著者の四国遍路への妄想が可笑しい。みんなそんな期待しているのかな。私は四国で生まれ育ったけれど、お接待ってしたことないなぁ。ヘレナさんは無事に結願できたのかな。四国遍路を世界遺産にしたいという人は、彼女の意見を読むべき。
    やはり地元の愛媛の話題が楽しい。石手寺を「もっとも気に入った寺」にあげてくれてありがとう。「得体の知れない奇妙な寺、ちっとも霊験あらたかな感じがしないところが素敵」という理由もGOOD。浄瑠璃寺を印象に残った寺にあげてくれているのも嬉しい。実家に一番近いお寺のなので。

  • スットコランド日記と並行して読んでたので、壮大な話を読んだ気分。
    なんかいっぱい歩きたくなった。

  • お遍路もそこそこに四国を楽しんでて、こんなふうにてくてく歩くのもいいなーと思った。

  • 四国八十八ヶ所を歩いて回った旅行記.一度に回るのではなく何度かにわけて回っていわゆる区切り打ちのお遍路である.
    前半は折にふれ,自分は信仰心があるわけでなく,ただ好奇心で始めただけの「軽い旅」であることを強調しているが,次第にお遍路に対するこだわりから自分の内面を覗き見る場面が出てくる.お遍路のやり方に自分なりに色々と理由をつけているが,最後には自由な若者の遍路を通して自分なりに結願しているように見える.ただし内容はあくまで軽いタッチで,何かを求めてお遍路をしようと思う人が読むと肩すかしを食らうだろう.

  • たまに読みたくなるタマキングシリーズ。
    お遍路には興味あるので参考になった。

    ストーリー
    特に神妙な動機は何もなく、一周してみたい(四国)、全部回ってみたい(八十八ヶ所)。いっぱい歩きたい、という理由ではじめた四国へんろの旅。次々とできるマメの痛みや避けられない台風、たくさんの難所に悩まされつつも、とにかく歩いた合計六十四日間。自転車でしまなみ海道を渡ったり、カヌーで川を下ったり、信心薄め、観光&寄り道し放題の、タマキング流「非・本格派」へんろ旅の全記録。

  • 一日何キロ進めたかに満足してしまいがち。遍路道は国道をひたすら歩く道がひなびた道を歩く機会より圧倒的に多い。雨でも歩みをとめないで進む。などなど徳島から高知まで歩いてみたことを思いだしても納得。再開するときはゆっくり四国を見て歩こう!という気持ちで出発したいです。

  • 幼稚園の年長から中学3年の夏まで高松に住んでいまして。
    四国はなじみがある土地で、香川のみならず、四国4県いろいろ
    なところになじみがあります。
    また、祖父も遍路をすべて結願したことがあるようで、御札をすべてはった
    掛け軸みたいなのをみせてもらったことがあります。

    もしかしたら、年をとって仕事をリタイアしてそれでも
    八十八か所を回れるような健康を維持していらそれは素晴らしいことかも

    でも本の内容自体は、普通の旅行記であってあまり感じるものは
    なかったような

  • 著者のお遍路日記。

  • 2011 7/8

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