何にもしないで生きていらんねぇ

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860112158

感想・レビュー・書評

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  • ことば

  • 2014/5/11購入
    2014/6/26読了

  • スターリン、村八分、ブラックサバス。日本のパンクシーンから、英国はへヴィメタルの始祖、広範すぎる音楽的バックボーンを持つ、1960年生まれのヒップホッパーの、明け透けな軌道。

    マリファナからコカインまで。印税収入からアル中まで。

    でも最後は当然のように音楽に帰ってくる。そういう人相が思い切り出ている表紙に、食指は躊躇わなかった。 「落書きされた壁は、呼吸している。」そんなこと当たり前に言ってくれるミュージシャンはどれくらいいるだろう。

  • 中身のある表現者は、みな病んでる。アル中もデモも飲み込む、日本代表ぶ厚いラッパー。

  • 2011.10.6 図書館
    表紙の写真がとてもいい。様々な苦労を重ねてきた上での諦観とも希望ともとれる表情。ずっと見てると泣きそうです。写真家の奥さんが撮ってるんですね。納得。文章も何て言うか強いです。

  • 石田さん50歳。パンクとヒップホップと生活。元アル中として、ストリートの思想家として、ラッパーとして。心を打たれる本。書評やレコード評もあり読み応え十分。

  • 日本のヒップホップ受容史が臨場感あって面白い。この人の小説も好き。

  • 確かに確かにECDECADE泣ける。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。ラッパー。最新作に『Three wise monkeys』(P-VINE)。作家としても『失点イン・ザ・パーク』(太田出版)など著作多数。

「2016年 『写真集ひきがね』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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