文字の食卓

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本棚登録 : 256
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860112479

感想・レビュー・書評

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  • わかりみがすごいなコレ…。
    精興社書体とかめっちゃ幼少時の読書時代思い出してわくわくするもんな…タイポスめっちゃかわいい…日活明朝体の爽やかさ…宇多田ヒカルの秀英細明朝体わかる…艶かなのマサルさん面白懐かしい…。
    全ての乱読者必読、いや必見。

  • 写植の書体について、筆者の思い入れがたっぷりつまった読み物。
    それにしても、子どもの頃に読んだ本の文字について、書体毎のささいな違いなど、よくおぼえているものだ。

  • 作者とイメージする内容が違いすぎ、ピンとこない内容…。

  • 作者の正木さんは、わたしより少し年上なくらいで、同年代と言えなくもないので、読んでいる本や雑誌とか、似ているものもあるけれど、内容はともかく「フォント」に着目したことはなかったので、同じものを見たり読んだりしていてもどれほど目に入っていない情報があるのかと思い知らされた。
    文字を見て、「瑞々しい」とか、思ったこともなかった。
    だけど、装丁とかも全て含めて、「本」なのだなあとも思った。
    そう考えると、電子書籍ってのっぺらぼうみたいだ。

  • デザイナーという職業柄、タイポグラフィに詳しくなったがゆえに、ルールだ歴史だと妙に堅苦しくなって「文字愛」がすっかりなくなっていたところ、この本で著者のさまざまな書体に対するマニアックながらも超個人的な思いが語られているのに触れて、もっと自由に文字を愛してもいいんだということを思い出すことができました。ありがとうございました。

  • ひたすら文字(というかフォント?)について語り尽くしている本。細かいことはよく分からないしそこが論点ではないなと思い読み飛ばしましたが、とてもユニークな視点で文字について著者の思いが綴られています。それでいてぶっ飛んだ感がないのは、多分本を読みなれている人なら一度は目にした書体であり、懐かしさとともに共感することが多いからでしょう。しかしよくまあこんなにピンとくる表現を見つけたものです。言われてみれば確かに・・・となるものも多くて妙に納得してしまう。書体への愛、ですかね?

  • マンガにホラー書体が使われ始めたのはいつ? 村上春樹が、堀江敏幸が紡ぐ文章にあうのはどんな書体? 本書では「言葉はぴったりの書体との組み合せで読んだときひときわ輝く」と言う著者が選ぶ〈滋味豊かな〉書体×文章の名組み合せを紹介します。小説、エッセイ、マンガ、「JJ」「Number」などの雑誌、宇多田ヒカルの歌詞カードに化粧品のパッケージ、教科書。デジタルフォントではない、ちょっと前まで日本で使われていた「写植書体」を料理の献立に見立て、愛情たっぷりに語ります。本と言葉を味わうすべての活字中毒者におススメです。

  • 書体を気にして本を読んだこともなく、自分がパソコンで文章を書いたとしても明朝にするかゴシックにするかの2択になっていました。光村図書の教科書の文字が懐かしく、書き写しを想定した手書き風の文字だとは教えてもらわないと認識できませんでした。確かに光村教科書体で宮沢賢治のやまなし読みました。「クラムボンは笑ったよ。」

  •  小説や雑誌やwebを読むとき必ずあるのが書体なのに、自然にありすぎて深く考えたことがなかった“書体”という世界。著者はその書体にたぐいまれな感受性を持ち、「ゼリーの文字」「発酵する文字」など、その印象をさまざまに表現しています。
     書体をこんなに敏感に感じる人を初めて知り、こんな人もいるんだなあとびっくりしました。でも、本や雑誌の編集者にはこんな方がたくさんいるのかもしれません。一つの読み物にどれだけ多様な書体が使われていることか。書体をその本の、そのページの雰囲気や内容によって選び、使い分けるのです。書体に対して感受性が豊かでないと出来ないことだと思います。
     書体を意識して小説を読んでみると、書体から小説の雰囲気を感じることが出来て、小説を新たな方向から楽しむことが出来ました。著者は読書家のようなので、そうやって特書を楽しんできたんだろうなと思いました。読書好きや方にもおすすめの一冊です。

  • “絵本を箱からとりだして、ページをめくり、食い入るように文字をみつめていた私は、ひょっとしたらあのとき言葉を食べていたのかな。そんなふうに思わずにはいられないのだ。”[P.23]

    文字を見てこんな風に感じ取ることができるなんてすごいなぁと始終思ったり。

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