この子オレの子!

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860112592

感想・レビュー・書評

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  • 50歳にして初めて子どもを授かった著者が、妊娠・結婚・出産・子育てのあれこれをまとめたエッセイ。

    と、内容を一言で書くとこうなる。

    が、著者は男性だし、今は作家だけど、その昔はかなりヤンチャしたそうだし、お相手は一回り以上年下だし、デキ婚だし、と、一言ではすまない濃い内容のエッセイ。

    子育てはどちらかというと、女性がメインになりがちだから、必然的に子育てエッセイも、女性が書いたものが多い気がする。

    私にとっては初めての男性目線の子育てエッセイ。

    子どもができたと知ったとたん、あふれる奥様へのいたわりや心遣いが素敵。

    世の中のパパは、こんな風に父になっていくんだなあ、こんな風に娘への思いを抱いているんだなあ、と笑った後、ちょっと泣きそうになった。

    これから子どもが生まれるお父さん・お母さん、娘さんを持つお父さん・お母さん、娘の立場にある人たちに、オススメ。

  • ブログに掲載しました。
    http://boketen.seesaa.net/article/413090688.html
    あのチュンバが、女の子の親になる
    五十にもなるオッサンが17歳も年下の女と「できちゃった婚」し、生まれた女の子が世界一かわいいとのろけている本。
    んなもの誰が読むか!というようなものだが、書いたのが中場利一となればハナシが別。中場利一、あの岸和田のチュンバである。
    だから『この子オレの子!』なのである。他の誰がそんなタイトルの本をつけても見向きもされないが、「この子オレの子!チュンバの子!」といわれれば読まずにいられない連中がン万人はいる。

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