- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860112981
作品紹介・あらすじ
新潮社、国書刊行会、武雄市図書館、文壇バー……出版業界のあらゆるところへぶらり訪問の出版業界珍道中記!
感想・レビュー・書評
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図書館のお花見イベントで購入して時折読んでいたが、今日サイン本であることに気づいた。
フルネームの下にシャチハタという、律儀さに思わず頬がゆるむ感じ。
ブックカフェから図書館、出版社、古書店、古本市、新刊書店だが個性ある書店の数々を訪ねて歩く。ちょっとバックヤードツアーのような、不思議な魅力に満ちている。取り扱う話題によっては「自分も訪ねてみたい」と思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんか面白かった。本絡みの行き先が色々あるもんだなあ。本屋や編集部も面白いけど本棚見に行くのが特に好き❤人の本棚って面白いから。
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めっちゃんこ面白かった。やっぱりいいなぁ…本とそれを取り巻く版元さん、書店さん、働く皆さん…
本の雑誌社さんは、注文扱いだっからだと思うけどほとんど新刊見本を目にしたことがなかった。
最近、Twitterとか「作家の読書道」から、HPの単行本既刊の紹介を見つけ…き、琴線に触れる本ばかり!ということで早速。
早川さん、東京創元さんはもとより、ニッチな版元の回がイイ。舵社さんから始まり、柴田書店、農文協はいいとして、二、ニコリ…後半には地方小さんも登場する。
懐かしさと、まるで青春時代を思い出すような照れがあったが、大変面白かった。
文壇バーとか裁判所にも行ってるし。
一般の方でも本が好きなら十分楽しめるはず。
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「本の雑誌」の連載をまとめたもの。
本に関する場所、お店などを、編集部のおじさん3人組がのぞきまくる。
憧れの?新潮社の「カンヅメ部屋」など、なかなか見られない場所もあり、興味をそそる。 -
本の雑誌-おじさん三人組が行く!
1976年創刊、独自の企画が光る「本の雑誌」。同誌で働く社員3人組による、出版業界の探検日記だ。訪問先は出版社、古本屋、図書館といった定番どころから、流通センターの倉庫、文壇バーといった場所も。目次を見るだけでもじゅうぶん楽しい。
ユーモラスな文体を通して、本の世界で生きる人々の「温度」が伝わる。過去には村上春樹や開高健といった大御所も利用したという、作家のカンヅメ施設「新潮社クラブ」。現在も利用希望者は後を絶たず、先々まで予約で埋まっていることが少なくないそうだ。また山形では20年近い歴史を誇る小説家養成講座が開催されており、東京からの遠征者、10回以上の参加歴を持つなど、高い意気込みを持った受講生の声が紹介される。じわじわと本を読むことの希望が湧いてくる一冊。
評者:松岡瑛理
(週刊朝日 掲載)
好きな本はエンタメノンフ、サブカルで、ゆるーい読書家にはたまらない一冊。本だけじゃなく、その周囲の話が大変豊富で、読んでいて実に楽しい。
なかでも、国書刊行会来訪、日下三蔵さんの片づけ記、岡山万歩書店探索の三話が、吹き出さずにはいられなかった。 -
本の本
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本の雑誌社が2008年に休刊危機を表明した2年後の2010年、いつまでも椎名誠をはじめとする4人の初期メンバーに頼っていられないと、中堅どころ3人で見聞を広めるため全国の面白そうな出版系を回った記録集。
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023.1
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興味あるネタ満載なのに読んでて疲れた。濃すぎるからかしら?
新潮社の社食の話が懐かしい。カフェテリアのハンバーガーとかカツサンド美味しかったんだよね。 -
本の雑誌のコーナーの単行本。
いろいろな出版社に出向く回が、面白くて好き。