印税稼いで三十年

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860114602

作品紹介・あらすじ

それは夢の暮らしかそれとも地獄の沙汰か──

小説家・鈴木輝一郎が「なるのは簡単、続けるのは大変」という作家生活30年の実態と生き延びるためのノウハウを赤裸々に綴る。果たして待っていたのはベストセラーか、あるいはアルコール漬けの日々か。あなたはそれでも「印税」を夢見ますか?

感想・レビュー・書評

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  • 作家生活三十年のあれこれをふり返りつつ、小説家の楽屋話を綴ったもの。軽妙な語り口で読ませる。
    歴史小説は苦手なので、著者の作品のよい読者ではなく申し訳ないのだが、息長い活躍をお祈りしている。

  • 著者ポップや書店回りは今では当たり前だが、著者が走りというのは初めて知った。営業努力の話は印象的で、具体的に言葉にして実行する著者は素直にすごいと思った。

  • 鈴木輝一郎の作家としての営業努力のすべてが赤裸々に語られている。
    すんごいのよ本当に。
    各出版社の営業、爪の垢でも煎じて飲んでおくといいと思う。

  • 小説家のリアルな生活が垣間見て勉強になりました。
    偶然手にした仕事を、自分なりに試行錯誤して頑張らないと、あっという間に居場所を失ってしまう。楽な仕事などない。

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著者プロフィール

1960年岐阜県生まれ。94年『めんどうみてあげるね』で日本推理作家協会賞受賞。著書に『浅井長政正伝』『信長と信忠』『お市の方』『織田信雄』等多数。主宰する小説講座からは各文学賞受賞者を多数輩出。

「2020年 『新・時代小説が書きたい!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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