本の雑誌441号2020年3月号

制作 : 本の雑誌編集部 
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860115036

作品紹介・あらすじ

特集:文学館へ行こう!

全国文学館協議会編の『全国文学館ガイド』によれば、日本には六百六十余もの文学館があるそうだが、しかし。では文学館とはいったい何なのか!? というわけで、本の雑誌3月号の特集は「文学館に行こう!」。現地特派員とカメラマン、そしておじさん1号で結成された急造おじさん三人組による金沢三文豪記念館+石川近代文学館探訪記から、北海道から九州まで全国九ブロックの文学館を絶品おみやげ付きで紹介する偏愛文学館ガイド、そして文学館の仕事がまるっとわかる学芸員対談まで、文学館のすべてに迫る特集なのだ!

新刊めったくたガイドは、小財満がベテラン作家のパーフェクトな私立探偵小説の登場を寿げば、林さかなは内戦の街から自由な場への二人の歩みに共感。大森望が『荒潮』からヨンヒさんまでアジアSF大特集なら、千街晶之は宝石箱のように愛おしい服部まゆみ『最後の楽園』をイチ押し。大塚真祐子が『最高の任務』が描く心地よい景色に浸かれば、冬木糸一は進化と物理法則の繋がりを深堀りする傑作に驚嘆。そして北上次郎は異才・竹宮ゆゆこの異色青春小説に元気百倍! おお、おじさんがそれ以上元気になってどうする? と言わずに54ページを開こう!

今月の黒い昼食会は初版100万部を消化する画期的な方法に言及。短期集中連載「その出版社、凶暴につき 四谷熱血「本づくり」黄金時代」が第二回にして「世界一の出版社」を目指せば、読み物作家ガイドは三橋曉が小林信彦の10冊に挑戦。サバイバルな書物の服部文祥が3号ぶりに帰ってくれば、坪内祐三の読書日記は今回が最終回...。九七年から二十三年、ありがとうツボちゃん。さようなら、坪内祐三。

感想・レビュー・書評

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  • 今一番欲しい情報は、新刊の情報、そして面白い本を一冊でも多く、ってのがあるので、今年はとりあえず、特集内容に関わらず、定期購読してみようかな、と。文学館は、何となく興味があるように感じていたけど、ここで取り上げられている内容を見る限り、あまり楽しめなさそう。当たり前だけど、いわゆる文豪が対象になる訳で、となると、そういう作品を楽しめない自分なんか、そもそもお門違い。何となく、本好きなら誰でも楽しめるものと思い込んでいたけど、行く前に、その勘違いに気付けて良かった。今回は、新刊でもそれほど目を引くものもなく、総じてあんまりな印象でした。

  • 坪内さんの最後の文章に涙。そして編集後記にさらに涙。
    特集の文学館に鎌倉文学館の小田島さんの対談が。(これは結構必読)

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