本の雑誌 ビール枝豆塩ふり号 特集 あなたはルビをふりますか? (493号 2024年7月)

  • 本の雑誌社 (2024年6月12日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860115555

作品紹介・あらすじ

特集:あなたはルビをふりますか?

ルビは、振り仮名はどういう基準で振られているのか。各出版社こだわりのハウスルールに児童書の独自の規定、ルビの振り方に組版の苦闘、ルビの歴史にルビトリビア、ルビ文学まで、ルビ界隈に細かく迫る。

感想・レビュー・書評

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    最初に載ってる大手有名出版三社の編集者達の座談会の様なモノ。あれ すげー嫌味だね。いかにも 僕たち私たちしかルビをどう振るかは決められないのだよ,これぞ選ばれたエリート編集者なのだよ,って大いにえばっている。これで奴らが安月給ならまあいいんだけれど,なぜか すたれ行く出版業界 って自分たちでさかんに言ってる割には 奴らの給料は非常識的に高いらしいからいけ好かねえんだぜ。くやしかったら安月給でもそういう見栄はってみろってんだい。ちくしょぉーめ(笑)。

    シーナ兄いの連載『哀愁の町に何が降るというのだ。』は毎回テーマというか内容がガラリと変わってしまって,前号から続くお話 というのはほとんど無い様な気がする。別に無くてもいいのだけれど 毎号楽しみに欠かさず読んでいる僕としてはちょっと寂しい。けれども実は前の号で何が書かれていたかはちっとも覚えてはいないのだけど(笑)。

    本の最後のページの端っこの場所には 63円切手を貼れよ,って書いたハガキの様にぶ厚い紙が2枚もはさまって綴じてある。これって本をめくると反発してページが戻ってしまって読みづらいったらありゃしない。くやしいので切り取って そう云う旨をキッチリ書いてポストに投函することにした。しかし二枚あるのでどっちにするか又迷う。くそ!どこまでも面倒な!(笑)

  • 2024.9.4市立図書館
    「特集:あなたはルビを振りますか?」が読みたくて、予約して借りた。
    グラビア「本棚が見たい!」と連動した田中すけきよの「二十七畳の書庫付き一戸建てができるまで」も気になるな…

    ルビ特集は主に編集者・校閲者からの話が中心で、組版の歴史や変遷の話は勉強になったし、編集者にとってはトリビアルながらこだわりどころでもあり、なかなかやっかいなものとよくわかったけれど、誌面中程にあった「ルビ財団」の広告にあったような、これからのルビについての建設的な考えはほとんど聞けなかったのが残念な気がした。アクロバティックなルビ遣いのもつ可能性とかもっと論じてほしかったし、個人的には、この先は子どもだけでなく日本語を非母語とする読者の存在なども無視できなくなっていくと思っているけれど・・・

  • 特集はさておき、細かく挙げはしないけど、今回はかなり楽しく読めた。作家の10冊もあったし。気になったのは下記。

    ドクロ ◯
    戦争は、 ◯
     いずれも絵本
    死の貝

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