ロック画報 (10)

  • ブルースインターアクションズ
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本棚登録 : 17
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860200572

感想・レビュー・書評

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  • 先日本屋さんに立ち寄ると、音楽雑誌のコーナーに、『ロック画報10』が平積みにされていました。表紙を見るなり、

    おお、こ、こ、こ、これは~~~!

    と心の中で叫び、そして、本当にこの本を手にできるという喜びで胸がドキドキしてしました。
     早速買おうと思ったのですが、手持ちがありませんでした(あらら・・・) 
     そこですぐに取りに帰り、再び本屋さんへ。次の日行っても売り切れはないだろうと思いつつも、やはり今日中に手にしたいわけです。

     といいますのも、この本には貴重な未発表CDが付いているのです。デビュー間もない三人編成のRCサクセション(忌野清志郎・破廉ケンチ・小林和生)の、当時のライブ音源のリマスター盤が付いています。しかもこのリマスターは、清志郎と破廉ケンチの二人が見守る中行われたということで、いわば初期RC“公認”です。現在聴くことができる初期のRCサクセションは限られていますので、こういったCDはとても貴重で、また、ファンにとってもありがたいものです。
     以前このCDを聴きたくて、ネットで購入できないか検索したものの、すでにプレミアムが付いて高嶺の花に。今回のこの復刊は、とてもうれしくあります。

     ちなみに付録のCDにはこのようなタイトルが入っております。

    1 つまらない仕事 (未発表)
    2 ぼくとあの娘
    3 忙しすぎたから
    4 内気な性格 (未発表)
    5 もっと何とかならないの? (未発表)
    6 ぼくの自転車のうしろに乗りなよ
     さらにこの本の冒頭には、

     この本の冒頭には、清志郎と破廉ケンチの対談が載っております。初期のRCのことをリアルタイムで知らない世代にとって、この破廉ケンチという人物はまるで謎。しかし清志郎とバンドを組んでいた人ですから、やはりただ者ではないのだろうと、いつも推測の域を出ない人です。そんな破廉ケンチを交えた二人の対談は見逃せません。

     その対談の中で新たに知ったエピソードのひとつ。

     初期のRCの作曲に、“肝沢幅一”という名前がクレジットされています。これは清志郎の変名なのですが、その由来がこの冒頭の対談に出ていました。それは、清志郎のお父さんが、沢田研二のことを肝沢幅一と読み違えたということだそうです(笑)

     まだまだいろいろ読み応えのある記事が詰まっているようで、期待大の一冊です。

     5月2日の清志郎の没以来、清志郎やRC関連の本が復刊されています。それはそれでうれしいことではあるのですが、しかし、清志郎が故人になったからの復刊であることを思うと、気持ちは複雑になります・・・。 

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