アーサー・ラッセル ニューヨーク、音楽、その大いなる冒険 (P-Vine Books)
- スペースシャワーネットワーク (2010年6月4日発売)
本棚登録 : 36人
感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860203627
感想・レビュー・書評
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結局アーサーラッセルがどういう人間なのかなんてほとんど分からない。わかった気にしかならない。
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音楽
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現代音楽とディスコの融合に取り組んだ音楽家の記録。
尋常でないエピソードが満載だ。
マリファナで逮捕され、それから仏教系のコミューンに身柄を引き渡されることとなったアーサー。当初はそのコミューンのグルに心酔する彼。しかし、次第にその心は離れていく。
その理由のひとつは、そのグルが密教の奥義である、「火わたり」を軽々しく行う姿に、アーサーが次第に違和感を感じ始めたから、というもの。そんな逸話が、次々に語られていく。
そういう風な状況から生まれた音楽もまた残されていて、それらを楽しむこともできるのは幸せなことであるよなぁ、と思った。
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