ウラ読みドストエフスキー

著者 :
  • 清流出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860291648

作品紹介・あらすじ

人間と神の問題を徹底的に見つめ、描き出したドストエフスキー。21世紀の預言書ともいえるその文学に仕掛けられた数字や時間の謎とは?ドストエフスキー研究の第一人者が大胆に読み解く衝撃の書。

感想・レビュー・書評

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  • 筋の通った解釈の一つ一つに驚かされるが、個人的に受け入れがたい。
    著者がドストエフスキーに心酔し、過大評価が過ぎるように見える。
    もちろん私は作品を読んだだけで研究者ではないので解釈の正誤はわからず、ただ心情的に受け入れられないだけだが。
    ドストエフスキー研究の為に読むなら、他の本を読んだ後にした方が無難。
    ソーニャの初めての相手があの人だとか、それ以前にも…とか、私の中のソーニャ像が崩れそうになりました。

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著者プロフィール

1944年生まれ。東京神学大学大学院神学研究科博士課程修了。元青山学院高等部教諭。専門は組織神学。論文に「ティリッヒ神学における新存在──キリスト論を中心にした組織的研究」(学位論文)、著書に『神学の方法と内容』(新教出版社)、訳書にティリッヒ『キリスト教思想史Ⅰ』(白水社)ほか。

「2012年 『諸学の体系 学問論復興のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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