表現の世界―芸術前衛たちとその思想

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  • 清流出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860291822

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  • 【目次】
     激動の六○年代を代表するラディカルな作家の貴重な証言(西嶋憲生)1空洞化の呻き/孤独と狂気/愛と自由は可能か/迷路の中の他者/「ばらのつぼみ」とは何か/差別からの自由/遅れた新しい波/六○年代のアヴァンギャルドたち/アンダーグラウンド・シネマの核心/ゴッタ煮の美学/本能と外界の接点/蒸発の根に何を見るか

     真の戦争ドラマとは何か/ブレヒト劇の批評性/憎悪の底にあるもの/ベケットの世界/アンチ・テアトルは頽廃か/精神的飢餓感の表現/自己救済の刺激/形にならない形への模索/環境芸術の思想/現実の主体化/計算と手探り/文学における「戦後」の超克

     裏目読みの功罪/政治主義復活批判/自立化の意味/制約と可能性/芸術における自由/中井正一の映画論/前衛性の本質/批評意識の貧困/ランボオとマルクスの統一/威勢のよい保守主義者/弁証法的思考の欠落/表現におけるアンガージュマン
     あとがき
     再刊に寄せて

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著者プロフィール

1932年生まれ。映画監督・映像作家。
東京大学文学部美学美術史科を卒業後、新理研映画に入社し、実験工房のメンバーを起用してPR映画『銀輪』(1956)を演出。その後、教育映画作家協会(記録映画作家協会)に入会し、機関誌『記録映画』において前衛記録映画の理論を展開させ、その実践として『西陣』(1961)、『石の詩』(1963)等の記録映画を演出する。その後も『つぶれかかった右眼のために』(1968)、『アートマン』(1975)をはじめとする数々の作品で、国内における実験映画やビデオアートの動向を牽引してゆく。また、日本万国博覧会で『スペース・プロジェクション・アコ』(1970)を発表したほか、『薔薇の葬列』(1969)、『修羅』(1971)、『十六歳の戦争』(1973-1976)、『ドグラ・マグラ』(1988)という四本の劇映画を監督した。著書に『映像の発見』(三一書房、1963)、『表現の世界』(1967)、『映画の変革』(三一書房、1972)、『幻視の美学』(フィルムアート社、1976)、『映像の探求』(三一書房、1991)、『逸脱の映像』(月曜社、2013)などがある。

「2016年 『松本俊夫著作集成Ⅰ 一九五三─一九六五』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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