「信濃デッサン館」「無言館」遠景―赤ペンキとコスモス

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  • 清流出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860291938

作品紹介・あらすじ

父・水上勉とすごした信州の日々、経営する美術館のこと、そして、あの忌わしい赤ペンキ事件…。菊池寛賞受賞作家が綴る珠玉の最新エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  •  見開き2頁に、84回分の約1000字のエッセー。本書の半分以上を占めるそれを読んでいる。日々の生活を、こんなふうに社会との接点で描く文章にこの頃あまり読んでいない気がした。清潔で、色味ある言葉、直線的なことを静かにゆったりと表現され安心して読んでいる。文末2、3行がエッセーの命だが、裏切られることが今のところ無い。文章の力もあるが、作者の生き方の骨格がこうした短い文章にも投影されているからだ。【30年前の教え子が送ってくれた本】

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著者プロフィール

1941年、東京生まれ。印刷工、酒場経営などへて、79年、長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」を創設、1997年、隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。2005年、「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞。おもな著書に「父への手紙」(筑摩書房)、「信濃デッサン館日記」Ⅰ〜Ⅳ(平凡社)、「無言館ものがたり」(第46回産経児童出版文化賞受賞・講談社)、「鼎と槐多」(第14回地方出版文化功労賞受賞・信濃毎日新聞社)、「父 水上勉」「母ふたり」「「自傳」をあるく」(白水社)、『最期の絵 絶筆をめぐる旅』(芸術新聞社)、「夭折画家ノオト」「蒐集道楽」詩集「くちづける」(アーツアンドクラフツ)など多数。

「2020年 『美術の眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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