わが封殺せしリリシズム

著者 :
  • 清流出版
4.33
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860293581

作品紹介・あらすじ

日本のヌーヴェル・ヴァーグの旗手として戦後日本映画を牽引した革命児・大島渚。世界的な映画作家の感動的なエッセイ集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 映画監督はただ映画で表現すればいいのであって、トーク番組やエッセイや論文でくだくだあれこれと、自分が上手く言い表せなかった部分や事柄を、言い訳がましく述べるなどもっての外だ、という意見がありますが、それこそもっての外です。

    オズやクロサワをはじめとする、昔堅気の職人肌でこと足りる時代ならともかく、60年代のヌーベルバーグの刻印を受けて以来、現代の映画監督が明確な映画理論と思想性を持たないで映画を撮ることは、不可能といっても過言ではないからです。

    ・・・・・というふうな、無理矢理な文章をでっち上げて、大島渚がその初期の頃から映画と映画作家について、人一倍熱心に考察して書いてきた文章をあつめたものが本書ですが、私、最初は勘違いして、新しい論考をあつめた新刊本が出たと大喜びしたのでしたが、開けてみてびっくり、そのほとんどは高校生の頃にバックナンバーを集めた1970年代の『映画批評』に掲載されていて、すでに読んだものばかりでした。

全1件中 1 - 1件を表示

大島渚の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

わが封殺せしリリシズムを本棚に登録しているひと

ツイートする