続々アトリエ日記 2008年12‐2011年3月

野見山暁治 野見山暁治

• 清流出版 (2012年5月11日発売)

感想・レビュー・書評

[羊さんさんの感想 · 2012年10月26日]

雑誌に連載していた日記のまとめ。２０１１年３月まで。
そうです、あの日の月までです。
だんだん老いてゆく自分をちょっとニヒルに見ているところがステキ。お元気です。
堀文子さんが医者の日野原先生とお会いした時のコメントとして、「年上の男性とお会いする事が少なくて」とはにかんでいらしたとか。なんてステキなんでしょう！！
年をとる事も（ステキに年をとってゆけるならば）、そんなに悪くないんだなあ。
ちなみに、野見山さんは３月１１日は所用で九州にいたようです。

[hosinotukiさんの感想 · 2012年7月29日]

９０才を迎えて、ますますひょうひょうと日々活動的に時を過ごす野見山氏に驚く。折々の感想にうなづいたりあきれたり。文章も面白い。

著者プロフィール

1921年福岡県生まれ。画家。
『野見山曉治作品集』（講談社）、『野見山曉治版画1965−2002』（アーツアンドクラフツ）などの作品集のほか『四百字のデッサン』（河出書房新社）、『署名のない風景』（平凡社）、『うつろうかたち』（平凡社）など著書多数。

「2004年 『パリ・キュリイ病院』 で使われていた紹介文から引用しています。」