シンプルに生きる

  • 清流出版
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本棚登録 : 52
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860293895

作品紹介・あらすじ

時代を診る目vs時代を読む目。複雑に問題の入り組んだ現代。心を安定させる知恵がここにある。世代も性別も違うジャーナリストと精神科医による、異色の対談。

感想・レビュー・書評

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  • 香山「人はいくつになっても、どんな状況に陥っても、何度でも生きなおすことができる」
    柳田「過酷な時期や悲しい別れや喪失感こそが、むしろそのあとの人生を豊かにする意味をもっていたのだと、振り返ることのできる日がくるに違いありません」

  • シンプルにいきる。素直に喜び、悲しみ、怒る。瑞々しい感性をもって、人生を味わう。これこそ生きるということだ。

  • 私たちが不幸と感じるのは「何者か」にならなければならないと思っているからで、生きているだけで素晴らしいという基本を忘れている。お二人の対談中に東日本大震災が発生するが、今現在お二人の心配通り弱者切り捨て、経済再生最優先の方向に進みつつある。オリンピック開催という文字に丸め込まれてしまった私たち。経済成長だけが幸せへの道のような雰囲気になっている。著書では、人の心の部分にまで「成功」というビジネスモデルが植えつけられていることも問題だとある。だれもが勝ち組を目指すことだけが生きる意味となってしまっているのではないか?だがその考え方が自分を縛り、そのモデルに合わない自分を不幸と思うようになってしまう。私たちは知らず知らずメディアなどの影響から生き方まで植えつけられていたようだ。もっと色んな生き方、様々な考え方が普通にあるような社会になったとき、本当の豊かさを実感できるのだろう。

  • 心を開いて流動的に生きる・・・これにつきるのかな~

  • 今流行りの「断捨離!部屋もデスクも心も整理しちゃおう!」っていうような内容の本じゃない。

    人生観、人間観、死生観をあらゆる角度から、あらゆるエピソードを盛り込んで分かりやすく、素直に、そして深く、語られている本。
    (深いか浅いかはきっとその人の感じ方次第ですが)

    現在70代で身内の死を何度も経験して来られた、作家の柳田邦男先生。息子を自死で亡くされた「犠牲わが息子の11日」を読んだだけに、一つひとつの言葉が重かったです。


    現在50代で、精神科医をされている香山リカ先生。現場での患者とのエピソードを語られる所が多いのですが、一番はじめ「生まれたことに疑問を持ってしまう患者たち」が自分と少し重なって読み始めました。

    ”この時代が人を行き辛くしている”ということが強く現れていたように思います。ですが、そのような時代にあって、どう生きていくかということも語られていて、少し前向きになれました。

    少なくとも「なんで生まれたんだろう」とか「死にたい」と考え続けることに、ほぼ意味はない!という言葉が一番するりと受け入れられました。

    シンプルというのは、もっとありのままを受け入れる。
    何か偉い人や立派な人になろうとせず、小さな出会いにも大きな出会いにも感謝すること。それは、誰か人であってもそうだし、きれいな空もそうだし、愛する人を失ったということもそうだ。
    それが、私を豊かにしていく。
    究極的には、今、生きているということ、それだけで十分。

    図書館で借りましたが購入しようと思いました。

  • 今の自分に合ったことがいろいろ書いてありました。

  • 請求記号:914.6/Yan
    資料ID:50068668
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 2階書架 : 914.6/YAN : 3410155325

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