さよならは小さい声で 松浦弥太郎エッセイ集

著者 :
  • 清流出版
3.86
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本棚登録 : 346
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860294038

感想・レビュー・書評

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  • さらっと素敵なことが書いてある。松浦さんのコミュニケーションのとり方がいい。人の懐に入るのも、人を受け入れるのもとてもナチュラルで、思いやりも深い。
    NYのカフェで毎朝パンケーキを食べるおばあさんとのやりとりが可愛らしかった。こんなふうに人と関われたら、見える世界が変わりそう。

  • 美しいふるまいや暮らし方、手本となる仕事のあり方を教えてくれた「すてきなあのひと」や、恋の思い出をしまった「心のどこかの風景」をテーマに綴った、『暮しの手帖』編集長によるエッセイ集。

    読み始めてすぐに「これは私が好きな文章だ」と感じた。エッセイには著者が出会った、素敵で颯爽として格好いい、思わずあこがれてしまう生き方をしている人がたくさん登場する。その方とのやり取りや著者が感じたことをシンプルな言葉、柔らかい口調で語ってくれる。美しい日本語の文章から、著者自身の誠実な人柄や丁寧な暮らしが伺える。内容、文章の雰囲気すべてに魅了されてしまった。読み終えてすぐにもう一度読みたいと思った本はなかなかない。この本は手元に置いて折に触れて読み返し、エッセイの中に登場するあこがれの人物に、私は少しでも近づけているだろうか、と自分を顧みるきっかけにしたい。

    「老いていくということは、自分らしさに近づくことでありたい。」

    人生全体で考えれば私の年齢はまだ「若い」と言える範疇だろう。しかし学生時代の様に徹夜をしたり、底なしに飲食したりといったことができなくなってきて、肉体的な衰えを感じずにはいられない。老いによって失うものばかりに目が行ってしまい、年を重ねることが若干怖かった。
    しかしこの言葉に出会い、私ははっとした。老いることにもメリットがあるのだ、と。年を重ね様々な経験を積む中で取捨選択し、自分を飾り立てるもの、不必要なものをそぎ落としていく。そうやって自分に磨きをかけて自分らしさを確立していく。そういう老い方があったのかと気づかされ、年を取ることが少し楽しみになってきた。

  • 心が絶不調な今、出会うべくして出会った本。特に働く上で感じる不調を少し軽くしてもらった。
    「隣で働く人と比べても仕方がない。」
    この言葉、違う意味で自分の中に入ってきた。働くことは、隣の人の一挙手一投足に左右されず、もっと大きな目標を目指すこと。些細なことにイライラせず、手段はいくつあってもいいんだ。
    あとは家庭の在り方、こどもへの愛情もストンと心に入ってきたな。心があたたかく整理される感じ。

  • 人と出会って、会話をして自分の想いを伝えることで今まで見えなかったこと、気づかなかったことを発見できる。想いを言葉にして伝えるってやっぱり大切だ。と。

  • 「すてきなひと」と出逢いたいですね。。。

    清流出版のPR
    「年をとる美しさを教えてくれた人、働く上で大切なことを語ってくれた人、
    心に残る、恋した人――。
    『暮らしの手帖』編集長が心動かされた「すてきなひと」のはなし。
    清流ホームページ連載、待望の書籍化。」

    心のどこかの風景
    http://www.seiryupub.co.jp/kokoro/index.html

  • 松浦弥太郎さんの本は何冊も読んだ。(だいたい同じことを主張されていることがわかっているというのにもかかわらず!)自分の心の中の最もストイックな部分で共感できるので、そこが好きだから読んできたけれど、これは低評価。

    その理由は、松浦さんの恋愛事情が明かされるから。(そんなことを明かしているつもりはないのかもしれないが、読めてしまうから)ファンとしては、嫉妬するしかない。
    でも好きなので、★三つ。

    それでも記憶に残るエピソードはいっぱいあった。
    ニューヨークに行きたくなる。

  • 元同僚に松浦弥太郎さんの本を薦められて、見かけた一冊を購入。
    大雨により止まった車内で読み切りました。
    思っていたより軽いタッチのエッセイの中に、大切なことが詰まっていました。
    電話をひかず、手紙を書く女性が好き。
    私もいずれ、そうなりたい。

  • 914.6

  • 2015/7/20

  • 友人に薦められなかったら選んでない本。
    こんな素敵な文章を書く人がいると知ることができて幸せ。

    好きな人の匂い の話がよかった。

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著者プロフィール

エッセイスト。元『暮らしの手帳』編集長。

「2018年 『ご機嫌な習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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