医者とホンネでつきあって、明るく最期を迎える方法

著者 :
  • 清流出版
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860294106

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  • 内容:
    緩和ケアについて周知する

    対象者:
    ・重い病にかかった人、その家族、そうでない人、みんなに読んでほしい。
    ・というか学校で1時間この本読み合わせれば人生について考えられるし義務教育にしたほうがいい。

    誤解:
    ・緩和ケアは死に際に受けるもの⇒病気にかかる前から相談に行ってもよい。
    ・患者のもの⇒家族も可
    ・健康保険は使えない⇒がん、エイズなら入院でも使える。そのほかの病気は在宅や通いなら使える。


    セカンドオピニオンとしての緩和ケアのメリット:
    ・必死に闘病して、それでも最後に治療専門の医師は「これ以上は手の施しようがない。あとは○○さんの生命力にかけるしかない」と言ってくる。
    ・本人や家族は呆然とする。
    ・必死で他の病院を探す。
    ・病院を探す時間がロスタイムとなる。
    ・事前に緩和ケアの主治医もつけていれば、もっと患者の人生目線での会話が可能となる。


    感想:
    上記の気づき・メリットは大きい。これを先に知っていれば選択に後悔することもなかったかもしれない。もう遅いけど。

  •  医者と言う立場でありながら、現代医学を全面的に押し出したり、強要したり、信望したりせず、また医学では説明もつかない現象もきちんと受け止められていることにとても共感を覚えた。お迎え現象は、とても興味深い。
     また、医療者としての患者さんへの声掛けにも、学ぶことがたくさんあった。

    以下、参考になったことのまとめや抜粋など。
    ・もし事実を告げたら、家族は一生自分を責め続けることになる。僕がクレームをあえて引き受けることで家族の怒りが静まり、円満な家族関係が保てるなら、ここはあえて一歩引こう。自己満足の世界かもしれないが。怒りも一つの愛情の形。
    ・家族に囲まれずに亡くなった場合は不幸せなのでしょうか。病院のベッドで最期を迎える方は不幸なのでしょうか。

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著者プロフィール

長野・愛和病院副院長。緩和ケア医師。
1962年、東京都生まれ。山梨医科大学(現・山梨大学医学部)卒業。武蔵野赤十字病院等から長野県諏訪中央病院に移り、鎌田實氏と緩和ケア病棟を立ち上げる。2009年より現職。
著書に『がんになっても、あわてない』(朝日新聞出版)、『看取りの技術』(日経BP社)などがある。

「2020年 『人生のしまい方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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