鄙(ひな)への想い

著者 :
制作 : 石山 貴美子 
  • 清流出版
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本棚登録 : 31
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860294144

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代に調和していた都市と鄙の関係が崩れ、グローバリゼーションによる鄙の破壊が進んでいる状況がよくわかる。それは、鄙自体が持っていた、人を自然の偉大さに遭遇させて、再生し、生きる意味を与えていた時代から遠ざかったことを示している。鄙を再生し、都市を新たなものにするにはどうすればいいか。今行われようとしている政策がいかに表層的で人間性を欠いているか。考えさせられる随筆である。

  • 「考える」ということは
    こういうことをいうのでしょう
    「想う」ということは
    こういうことをいうのでしょう
    今、私たちの生きているこの時代に
    起きていること
    起きてしまったこと
    まだ 起きていないこと
    もう 起こってしまっていること
    あれも
    これも
    腑に落ちることばかり
    私たちの国はいったい 
    どうなっているのだろう
    私たちの国はいったい 
    どこへ 行こうとしているのだろう

    渡辺京二さん
    石牟礼道子さん
    イザベラ・バードさん
    田中正造さん
    小田野直武さん
    そして
    田中優子さん

    これからの この国を 生きていく私たちに
    指標となっている人たちです

  • 地方と都心の関係、日本とグローバル化の関係が興味深った

  • 「鄙への思い」田中優子著、石山貴美子写真 | 日刊ゲンダイ
    http://gendai.net/articles/view/book/149550
    清流出版のPR
    http://www.seiryupub.co.jp/books/2014/03/post-96.html

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著者プロフィール

田中 優子(たなか ゆうこ)
1952年横浜生まれ。江戸文化研究者。法政大学社会学部メディア社会学科教授・法政大学国際日本学インスティテュート(大学院)教授。社会学部長を経て、2014年4月に法政大学総長就任。専門は日本近世文化・アジア比較文化。
1986年『江戸の想像力』により芸術選奨文部大臣新人賞、2000年『江戸百夢』でサントリー学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。上記受賞作のほかにも、『江戸の恋』など江戸時代を紹介する一般向け啓蒙作が多い。
サントリー美術館企画委員、サントリー芸術財団理事、放送文化基金評議員、大佛次郎賞選考委員、開高健ノンフィクション賞審査委員、サントリー地域文化賞選考委員などを務めてきた。

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