お金持ちになる習慣  「生きたお金の使い方」が身につく本

著者 :
  • 清流出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860294328

感想・レビュー・書評

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  • 父の薦めで読みました。

    日常生活でのお金の使い方のアレコレを例を用いて記述してあり、非常に読みやすい本でした。現実的にあり得るシチュエーションが多くて、納得〜となりました。100均の上手な使い方や、自己投資は本当に投資か?といった論点は、興味がある人は一定数いると思いました。

    また読みたいです。

  • ・現在の自分が置かれている状況や、自己投資への効果についてしっかり分析をしないまま支出をしてはいけない。
    無計画な自己投資はストレス解消で高額商品を買うおと同じ。
    ・単純に資格を取ろうを勉強するよりも普遍的な稼ぐ力を日々の仕事の中で獲得する方が現実的でかつ効果も高い。
    ・特定の技能を覚えるよりも、世の中の変化に合わせて、自身の技能も変えている能力が必要となる。そのためには常に自己投資をしていかなければならない。
    ・その人がよほど自分に利益をもたらす相手でもない限り嫌な思いをしてまでも付き合う必要などない。
    ・お土産は他人とのコミュニケーションをスムーズにするためのツール。お土産がない等と理不尽な要求をするような相手と関わる時間や手間を最小限にするコスト

  • こちらの本は、"まだ自分の投資スタンスを明確化していない人"にはとても参考になります。
    お金持ちになる人の行動には一定の類似点があります。それは"お金に対する一定のルールが明確にある事"です。
    具体的には、 この本の中で筆者自身が接してきたお金持ちの行動や筆者自身の体験を通して毎日の生活習慣とお金にはどのような関係があるのか明らかにしてくれます。
    例えば、"周囲に無頓着な人はほぼ例外なくお金に縁がない"といいます。結局、お金は人が使うものなので人との活動と切り離して考える事ができないと著者は言っています。事例をいくつも取り上げ、自分では「こうだろうなぁ」と思いを、更にもう一歩を掘り下げて、自分の"お金を稼ぐ意識の確立"を促してくれます。
    著者は、「あらゆるニュースをお金に換える億万長者の情報整理術」や「ポスト新産業革命」等多数の著書もあり、ニュースの解説でも良く目にします。僕もニュースをフォローし出来るだけタイムリーな情報を読めるようにしています。
    この本を読んだけでは、何も変わらないと思います。しかし自分の投資スタンスが定まれば、自分の投資スタイルが確立されるはずです。そんなきっかけを与えてくれる一冊です。

  • サブタイトルの「生きたお金の使い方」が身につく本という言葉に惹かれて、収入を突然多くするよりも、使い方を学べば即戦力として使えると思った。経済のことなど初心者の私にとっては、難しい言葉は少なく行間も広く読みやすかった。
    よく言われている消費と投資は、本書を読んだ後に、コンビニで買ったお菓子とコーヒーが消費に思えて、価値観変わったかなと少し笑ってしまった。お金持ちの人が、ドライな関わりをしていることも納得できた。自分の大切なことに集中する為だと思えば、物事の捉え方の一つとして参考にさせて頂こうと思う。
    気になることと言えば、言い回しが周りくどくて、結論に行きつくまで飽きてしまう。飛ばし読みをして良さそうで、読み応えには欠ける。

  • 読みやすいので、あっさり読める。他方、学ぶことは少ない。常識の範囲。無駄な人脈作りよりも必要な人脈のメンテナンス。お金の使い方は、生きている使い方か否かをよく考える。何に出費したのか、消費なのか投資なのかよく意識する。

  • 著者の他の書籍を少し読んで興味を持ったためこの本を手にとったが普通の内容。

  • 100均が安いとは限らない
    節約は必要なものをできるだけ安く必要な分だけ買う

    人からものを借りない
    相手から時間をもらっていること

    ありがとうは自分へのメリット

    怒ると損

    判断基準がしっかりしている

    まずやってみる行動力

    慎重さも大事だがチャレンジ精神は大切

    支出をただの支出にしない

    目標を強く自覚する
    生きた人脈を
    自分大好き卒業
    聞き上手に


    生きたお金の使い方を意識する

  • 本書は、各説に金に関心のある30代のAさん又はB子さんが登場し、各々の身の周りの出来事をQ&A形式で書かれ、筆者がどのように振舞ったらお金持ちになれるのかを解説しています。Aさん、B子さんの話は、どれも私たちの身近に起こりそうなものばかりで、そのどれもが良い悪いの二者択一が容易でない疑問を取り上げている。自分ならどうすべきかを考え、筆者の回答を読み進むうちにお金との関わり方や知識が学べるようになっている。特記すべき点は、疑問となる例が優れていること、筆者が客観的な立場からどのような選択をすべきか明確に回答している点です。これまで出版された多くのお金持ちになる書籍の欠落していた部分を完全に補った革新的な書籍だと感じます。ある意味、この類の本の解説本とも言えると思います。成功本にありがちな偏った価値観が全くなく極論を避け中庸で捉えた見解により、とこれまで曖昧で結論が出し辛かった疑問に光が見えた様な気がしました。毎日の生活習慣とお金との関係を明らかし、生きたお金の使い方や抑え方が身につきます。また、本文も丁寧で心理や内面の表現も的確で非常に優れた書籍です。

  • 永遠のテーマである「お金持ち」について書かれた書籍は多々ありますが、こちらもそれに似たような感じです。要はお金に対する考え方を変えるだけで、如何様にもなるのではと思います。ただ、実践する事が難しいので、この手の書籍が売れると言う印象も。読むだけではなく、行動に移してからの話になります。

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著者プロフィール

経済評論家。仙台市生まれ。1993年東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在、「ニューズウィーク(日本版本誌)」「現代ビジネス」など多くの媒体で連載を持つほか、テレビやラジオで解説者やコメンテーターを務める。著書に『新富裕層の研究』(祥伝社新書)、『戦争の値段』(祥伝社黄金文庫)、『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書)、『縮小ニッポンの再興戦略』(マガジンハウス新書)など多数。

「2022年 『スタグフレーションーー生活を直撃する経済危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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