メイドなお姉さんはいかがですか? (二次元ドリーム文庫 148)

著者 : 089タロー

制作 : 長谷川ユキノ 

• キルタイムコミュニケーション (2010年2月10日発売)

作品紹介・あらすじ

昨日の姉が今日のメイド!?一緒に暮らしていたお姉ちゃんたちが専属メイドさんに早変わり!おっとり巨乳なお姉ちゃんにも、ツンデレお姉ちゃんにも、ロリエロお姉ちゃんにも上目遣いで「これが私のご主人様」とご奉仕されちゃう。

感想・レビュー・書評

[駄目人間さんのレビュー · 2017年5月2日]

評価：B

上手く纏まってるかと。

・ストーリー
3人の姉と暮らす主人公が16歳の誕生日を迎えたら、姉達と主人公は血が繋がっておらず、さらに主人公が大企業の後継者であることを知らされて姉たちが専属メイドになる、から始まる話。

ヒロインは、理知的かつ穏やかなお姉さん（女教師）、ツンデレ真面目姉、天真爛漫なボクっ娘と上手い取り合わせになってます。
個人的には女教師お姉さんがツボでした…

基本的にはメイド物なんですが、メイドになった理由が「政略結婚しなきゃいけない主人公の傍にいる為」なので、相思相愛のいちゃラブ物要素の方が強い感があります。
ラストも波乱ありつつラブラブハーレムで纏まってるので、特に。

姉妹ハーレム物にメイド要素加えた一冊、と考えれば割と上手く纏まってるのではないかと思います。
まあ、もう少しメイド要素増した方がタイトルと整合性取れるとは思いますが…ストーリー考えればこんなものなのかな、と。

・挿絵
長谷川ユキノ先生画。
等身低めで、線を多用する感が強いです。

惜しい点は汁表現かな、と。
のっぺりし過ぎて、キャラと合って無い感があるのがもったいないと思いました。