真夜中は別の顔〈上〉

制作 : Sidney Sheldon  天馬 龍行 
  • アカデミー出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860360320

感想・レビュー・書評

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  • ♪あの日、あの時、あの場所で~♪
    なんて曲が頭の中でグルグルグルグル(笑)
    ナンデ、この曲?(笑)
    違うんやけどなぁ(-"-)
    まぁ、良しとしよう。

    さぁ、今から下巻を読もう♪

  • 久しぶりのシドニーシェルダン

  • シドニィ・シェルダンの本はほとんど読んでいますが、代表作とも言えるこの作品と「ゲームの達人」は何故か読んでませんでした。
    という訳で今更ながら読んでみました。

    物語の冒頭は1947年のギリシャ、アテネから始まる。
    もうすぐアテネで世界のVIPたちが注目する裁判が開かれようとしていた。
    裁判の主要人物は二人の女性。
    キャサリンとノエル。

    時は遡り、その二人の女性の生い立ちについて描かれていく。
    シカゴで生を受けたキャサリンとマルセイユで生を受けたノエル。
    生まれた場所も環境も違う二人。
    二人の共通点は種類の違いはあれど美しい女性だということ。
    キャサリンは灰色の瞳の理知的な美女、ノエルは顔もプロポーションも完璧な絶世の美女。

    二人とも家庭は裕福ではなく、キャサリンは両親の死後、奨学金を受けて進学するもつまらない事で退学。
    その後、ワシントンで秘書の仕事を得、一人の男性と恋に落ちる。
    一方、ノエルは父親に洋品店の店主に売られパリへと逃げる。
    その後、愛した男性に裏切られ、自分を裏切ったその男に復讐を誓う。
    上巻の終盤で全く接点のなかった二人の女性の人生が一人の男によって接点をもつ。
    それがどうやって、冒頭の裁判につながっていくこととなるのか。

    物語の時代は1920年~1940年代。
    当時フランスはヒトラー率いるドイツ軍の配下にあり、閉塞感が漂っていた。
    以前ノエルを助けてくれた人物がユダヤ人だった事、物語の後半に彼女にしつこく求愛するドイツの将軍の存在から、その辺りも裁判に大きく関わっているのでは?と思われる。

    久々に読んでみると、さすが超訳だけに読みやすい。
    スッススッスとスムーズに読める。
    それだけに物足りないとも思う。
    エンターテイメント小説として、ストーリーの筋をそのまんま読んで楽しむ物語という印象をもった。

  • ノエルは美人で頭が良いため、体を使って男をだまし、より一層自分を磨いて有名女優にのし上がり、億万長者デミリスに認められ、女優を捨て愛人になる。それもラリーという男への復讐のためなのだ。いざ復讐となると、また一層ラリーを愛してしまい、結局はデミリスの嘘裁判によって二人は死刑となる。当時、ハマりました。また読みたいと思う一冊です。

  • 生まれも育ちも異なる二人の女性と、第二次世界大戦の英雄。
    全く違う場所で恋に落ち、憎しみが巡る。すべての結末は世界を巻き込む世紀の法廷に収束する。


    シカゴで育った知的で真面目なキャサリン・アレクサンダーはワシントンで。
    マルセイユで貧しい漁港に育った天性の美貌を持つノエル・パージはパリで。
    二人の女性はそれぞれ違った時間と場所で、空の英雄、ラリー・ダグラスと恋に落ちる。
    キャサリンはすべてを投げうって彼と結婚をし、ノエルは棄てられた復讐だけを支えに美貌と知恵で財政会にのし上がっていく。

    第二次世界大戦下のワシントンとパリで進行する二人の主人公の物語が並列に綴られる物語は、それぞれのラブストーリーと、戦時下の逃亡劇、復讐に至るサクセスストーリー、そして前代未聞の法廷劇と盛り沢山。
    特に、漁港に生まれた美女、ノエル・パージの機転による七変化は読んでいてスリリングかつ爽快である。
    父親に売られ、マルセイユを飛び出し、モデルの仕事に付き、映画スターを経て世界的大富豪の愛人に治まる過程は、愛し信じたものに裏切られたノエルの自分を押し殺して生きた執念の軌跡。

    自由奔放な伊達男、ラリーに振り回される女たちと、その女たちに魅せられた男たちが終盤の法廷シーンで大集結する場面は圧巻である。
    それぞれの信念と真実をもって、人生を狂わす女神を救おうとする者たち。そしてそれを凌駕する圧倒的経済力と政治力で裏社会を牛耳るもう一人の主人公、コンスタンティン・デミリスの恐ろしさ。
    どこを取っても一級のサスペンス。何より、読み易い!

    かつて読破した小中学生時代ほどの衝撃はなかったものの、各登場人物の心情と行動力、手段を選ばぬ遂行力と、手段を選べぬ時代性に驚かされる。

    読み直す前までは、終盤に登場する名弁護士、ナポレオン・コタスが一番恐ろしいと思い込んでいたのだが、意外とそうでもなかった感。
    それぞれの登場人物が各々、運命と策略に翻弄される姿は誰が正義で誰が悪かの判断を鈍らせる。
    そして、もの悲しさの残る誰も微笑まないハッピー・エンド。

    この物語で本当に救われたのは誰か。


    シドニィ・シェルダン その他の著書

    ・明け方の夢
    ・ゲームの達人
    ・時間の砂

    などなど

  • キャサリン、ノエル、デミリス、ラリーetc 登場人物が全員魅力的。何度も読んでます。特にノエルは、白夜行の雪穂、幻夜の美冬のモデル!?かと思うくらいの冷徹さが良いです☆

  • シドニィ・シェルダンにハマるきっかけになった本。瀬戸朝香や小雪でドラマ化。

  • 私が初めてシドニーシェルダンに出会ったのがこの本でした。
    「止まらなくなるから読んで!」と勧められ、半信半疑で読んだのですが、もう止まりませんでした。
    それ以来、シドニーシェルダンの本を漁って読むようになったのですが、この本は私のシドニーシェルダンランキング2位です。
    ハラハラして面白かったです。

  • 女の強さをまざまざと見せつけられます。(怖いくらい)

  • 35年以上も前にこんなハイスピードな作品が書かれたことにまず驚く。読んでてやたらに性欲が高まる。

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