手紙の行方―チリ

著者 :
  • ロッキングオン
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  • レビュー :17
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860520175

感想・レビュー・書評

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  • なんだろうすっと入ってこない文章で私には読みにくかった。しかし、写真がきれいでチリに行きたくなった。

  • 写真綺麗だったし、文章も山口智子さんが書いたという感じの文章。写真に小さくてもいいから、一枚くらい山口智子さんが写っている写真があってもいいのになと思った。

  • 処分

  • 「チリ」と山口智子さんに惹かれて読みました。
    少し読みずらい箇所もあるけれど、勢いのある文。
    また旅行、旅に出たくなる、もっと知りたい!という山口智子さんの思いに引っ張られる本です。
    「この仕事(俳優)が転職だと思えない。だから、旅に出て、様々な転職を持っている人と出会いたくなる。」という文に共感しました。

    東日本大地震の記憶とともに残る本になりそうです。

  • チリ行きたくなった、単純に

  • 2011.1.14読了。

  • (2004.11.16読了)(2004.03.27購入)
    南米チリを北から南まで縦断した旅行記です。ペルーと違ってインカ遺跡とかはないので、ほとんど、自然風物の観光になっています。何人かの人に会ったりもしています。
    写真も多数収められているので、厚さの割には割りと簡単に読めます。

    「旅に出る理由なんて、「見たい」「知りたい」本当にそれだけなのだ。」
    「「手紙で綴る旅」という映像作品の企画を作り、旅を共にする仲間を募った。そして数ヶ月の間に話は進み、『Letters 彼女の旅の物語』というタイトルで、二年間で全六編の放送が決まった。」「今回のチリで五作品目。」(本は初めて。)
    「「人生は学ぶこと」と、私は言い切れてしまうかもしれない。知らないことを知る喜びは、美味しいご馳走をほおばる快感みたいだ。知る事は、私の血や肉になる。大人になった今にして、こんな風に思えることに時々びっくりするけれど、自分の興味のターゲットだけに絞っていい勉強は、こんなに楽しいものか。」
    「チリの歌を聞くうちに大ファンになった、今はなきミュージシャンがいる。ヴィオレッタ・パラと、ヴィクトル・ハラだ。ヴィオレッタ・パラの「人生よありがとう」という歌を初めて聞いたとき、歌詞の意味もよくわからなかったが、胸がきゅんとした。後に歌詞をよく理解して聞いたら、涙が出た。」(聞いてみたい。)
    「1973年、ピノチェトが軍事クーデターを起こす。その三年前に樹立した、アジェンデ大統領による「選挙による南米初の社会主義政権」に対して、ピノチェト率いる「軍」が反旗を翻したのだ。アジェンデは最後に、モネダ宮殿に立てこもった。アジェンデは降伏を拒み続け、銃を手に最後まで戦うが、ついに自らこめかみを撃ち自殺という、凄まじい終幕を迎えた。ピノチェトはクーデター後、軍政を開始する。左翼勢力への弾圧が徹底的に行われ、虐殺、拘留が世にまかり通って行った。1990年、彼の引退によりチリは民生になった。1998年、病気治療を理由に英国を訪問したピノチェトは、スペイン政府からの要請で逮捕される。軍政時代のスペイン系市民虐殺の容疑だ。」
    「マプーチェとは「大地の主」という意味だという。十六世紀、スペイン人が南米に侵入してきた時、ここはマプーチェ族の土地だった。今のチリの真ん中から南にかけて、マプーチェのアラウカーノ族が暮らし、スペイン軍の攻撃にも最後の最後まで勇敢に戦い、互角にやりあってその名を世に広めた。」
    「なぜか、チリのオルソノ山のあたりには、ドイツ人の町がたくさんある。もちろんそこでは、人々はドイツ語を話し、ビアホールに集まり、かわいいチョコレート店なんかも出現する。ドイツとチリのわけありな繋がりには、謎が多い。」

    ●関連する本
    「チリ革命の弁証法」津田道夫著、サイマル出版会
    「戒厳令下チリ潜入記」G・ガルシア=マルケス著、岩波新書、1986.12.19

    著者 山口 智子
    1964年10月20日 栃木県生まれ
     県立栃木女子高校卒業
    1985年 青山学院女子短期大学卒業

    (「BOOK」データベースより)amazon
    「私は、ほんとうに何も知らない。」初めて綴ったチリ縦断記。山口智子処女作発表!テレビ・ドラマから遠ざかって早7年。復帰待望論が渦巻く中、「世界の果て」で何を思う?南北4000kmを超える南米チリを縦断しながら、したため続けた文、写真、イラスト、そのすべてが本人による初の書き下ろし&撮り下ろし。見知らぬ国で、ひとり最果ての地を目指す、ここにはあなたの知らなかった山口智子の素顔がある。

  • 来年こそ、この表紙の風景を見に行きたい。

  • 女優の山口智子が、世界各地を訪れるドキュメンタリー番組『レターズ』のロケハンで、チリを訪れた際の紀行エッセイだ。
    『レターズ』自体は未見だし、山口智子も一時期絶大な人気を誇ったトレンディドラマ(という言葉が、昔、あった!)のヒロイン級人気女優、という認識しかなかった。
    ただ、チリという国が、今自分の中でとても気になっていて、手に取った。
    チリを訪れる山口智子は、本当にその国のことをよくは知らない。ピノチェトとか、クーデターというまだ新しい歴史の傷跡にいちいち驚き、憂い、憤り、知らなかった自分を恥じて少し卑屈になりつつも、真っ当で青臭い主張をする。安全地帯から出ず、その中で見聞し、主張をする。その気持ちのあり方はいたって<普通>で、私自身が旅先で体験する感情の動きにも似ていた。
    日本、という国に守られた中から世界を見ようとする、ひとりの日本人女性の等身大のあり方そのまま、という気がする。
    日本にいると、意識しないと海外の情報に疎くなる(美白の情報は必要十分なくらい得られるのに!)と山口智子が考えるくだりがあるけれど、まさに、旅に出ると、自分もそういう気持ちになる。ああ、似ているな、と思う。
    文筆家ではないので少しくどい文章もあるけれど、総じて読みやすい。折々に挟み込まれる写真も綺麗だ。
    チリ、という、ひどく遠く、どんな国なのか曖昧なままの異国の表層を、気持ちよくさらりと撫でた一冊だ。チリについて深く知れはしないが、興味はかきたてられる。
    やはり、チリという国には一度行ってみたい、と思った。

  • チリ、南米興味あるんだよなあー
    行ってみたいなあー。
    自分にとっての旅って何だろう。
    シンプルに立ち返る。生活の原点を見つけるということかもしれない。

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