安野モヨコ対談集 ロンパースルーム

著者 : 安野モヨコ
  • ロッキング・オン (2003年8月28日発売)
3.29
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  • レビュー :30
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860520229

安野モヨコ対談集 ロンパースルームの感想・レビュー・書評

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  • 一言じゃいえない。私の中のBest of the 刺激本です。
    実はこれ数年前に読んでいたんですけど
    忘れてまた借りちゃったんです。あっちゃ~またかと思いつつ読んで
    数年前読んだときにはなかったショックを受けました・・・

    どの対談も下手なビジネス書よりショックです。

    寺田克也さんとの対談が1番衝撃ですね。
    絵を描く人たちの"見え方"というか"見方"の話がショックでした。
    何が、っていうのは私はそちら側の人たちと比べてたぶん1パーセントも
    世界を"見えて"ないというか"見て"ないんだなってことを理解したからです。
    私が見ている雲は共通意識の、定型として作られた雲で
    私の目で正直に見ている雲じゃない。
    いや、見えているんだろうけど脳がもう怠けてるから
    "あ、雲っしょ。これだよねこれ"って認識してて
    その側の人間だっていう事実がショックです。
    でもって思ったのが、それって見ることだけじゃなくて。
    音にしても犬だったら"ワン"でしょ、とか。
    思考しにしても。ああThe 思考停止。
    悔しいですね~。そしてもったいないんじゃないかって。
    でも、それでもその定型に対する意味づけ方は個人の経験の中からしか
    出来ないからそういった意味で私が見ている感じている世界は他人とは違うものになるのだけど。
    何だろうな~。。もっと目も、耳も、頭もよくなりたい、もったいない
    って思ったのです。
    それってきっとクリエイティブな人の能力で、かっこいいから
    うらやましいっていうところが大きいけれど、やっぱりなんか
    悔しいじゃないですか。すっごい損している気分。

    あとは市川実和子さんとの対談、これはなんだかうれしかったです。
    10代の頃は10代の頃で毎日壁とボクシング状態で
    20代になって一回開けたと思ったらまたおっきい壁が立ちはだかって
    私は万年思春期なのかと悩むことがあったのですが
    お二人の話で、ああ、他にもいるんだ!よかった~!って
    救われました(笑)
    きっと悩みの系統や形は全く違うにせよ、
    開けた!と思った瞬間に開けてないとかって
    うわぁ~(笑)あるある!ってなりました。

    ローリーさんとの話も勉強になるし、どの対談も
    捨てられないです。まあ同じ女性だからってところも大きいと思うんですが。

    しばらくこの本はナンバーワンです。買おうかな。

  • この本が書かれてから一回りの年月が流れているのですな。

    いやはやいやはや。

    ミッチーが若い若い。

    安野さん、また作品読みたいです。

  • 女優の市川さん(シンゴジラ)の対談あり。

  • 漫画家、安野モヨ子さんの対談集。安野さんのご指名の方々(出版社が決めたのかもしれませんが)は個性豊か。特に楽しませてもらったのは大槻ケンヂさん。私が筋肉少女帯ファンのせいかどうも気になってしまう対談だった。あとはこれまた大好きな奈良美智さんとの対談。奈良さん、やんちゃで、壁にスプレーアートして怒られたりする大人ですが、「描く」という職業同士の対談も興味深い。安野さん、ストレートな方だなというのが全体の感想。対談慣れされてない感じも受けたけど、個性豊かな面々との対談はやはり読んで楽しいものでした。

  • サクサク読める対談集。

    安野モヨコさんと

    日暮愛葉さん、及川光博さん、ローリー氏、市川実和子さん、小日向しえさん、大槻ケンヂ氏、よしもとばななさん、寺田克也氏、
    庵野秀明(夫)氏、井上三太氏、奈良美智氏…

    との対談。

    日暮さんとの鬱話からミッチーとの愛の話が面白い。

    ローリーさんは、うーん…シュールで手厳しいな、私だったら対談しづらい相手だな…と思った反面、繊細ですごいな…と思いしらされた。(54ページ)
    ローリーさんの意外な一面を知ることが出来た。

    市川さんとの10代の青臭い自分に対する評価は、自分でも思い当たるふしがあった。
    10~20代に二度と戻りたくない!!と言うお二人は
    すごいなー…と思った。やる事をしっかりやって、後悔のない人生を送った二人だから、言えることなのでは…?と感じた。

    私だったら心残りがあって、あの時に戻ってやり直したいーって未だに思う。

    オーケンとの対談は素直に笑えた。

    一番楽しみで面白かったのは夫である庵野さんとの対談。
    こういう風に対談できるなんて尊敬する。
    共通項目が『孤独』というところが、またすごい。
    孤独はキライじゃないと、言うところがまた尊敬。

    『監督不行届』を読んでから読むと、更に楽しめると思う一冊。

  • どうして違う分野の人とも、こんなにコアな話が出来るんだろう…すごいなぁ!と思いながら読みました。

    ひとつの道だけを通っても、大事なことを知れていくのだなぁ…視野が狭まるどころか広げていける。
    とにかく深いお話ばっかりです。

  • 安野モヨコの対談集。

    以下の言葉にやられた。

    「かっこいい絵を描きたいとか、自分が描きたい絵を描きたいっていうよりかは、それはこの人がこう動いているから、それを一番効率良く、わかりやすく、でもその位置関係とか、前を通るんじゃなくて後ろを通ってるからこそこのシーンなんだ、みたいなのをやっぱり、わかるように描きたいっていうほうが強くて。だから全然画力が追いついてないんだけど、その気持ちだけで描いてるって感じだと思うんです」

    これは絵を描くことについて語っているんだけれど、デザインも同じことだなあと思った。勉強になるなあ…。
    頭でわかってはいるんだけれど、なかなかふっきれないというのが実情で、デザインするときには、どうしても「かっこよく」ということに囚われがち。ある程度ふっきることができないと、こういう境地には立てないと思う。
    この対談集を読んで、安野モヨコの漫画の面白さ、凄さの理由がわかった。本人がそういう意図でどういう心境で漫画を描いているのか、創作の裏側を垣間みれて、とてもおもしろかった。

  • 久しぶりに安野モヨコブームがきて、学生時代ぶりに面白いところだけ読み返そうとパラパラめくっていたら、結局全て読んでしまったので登録。
    やっぱりクリエイター同士の対談は、面白い!
    私はクリエイターではないけれど、社会人経験を経て彼らの言葉が理解できるようになったところもいくつかあった。

  • お互いの似てるところは?
    安野モヨコ「孤独だと思ってるとこ」
    庵野秀明「孤独なとこ」
    この答えこそが二人の違いじゃないのかなあ?

  • クリエイティブな人たちの頭の中。

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