未来のスケッチ 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある

著者 :
  • あさ出版
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  • 本棚登録 :231
  • レビュー :47
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860633820

作品紹介・あらすじ

まず、あなたの会社の未来スケッチを描いてみてください。ベストセラー『現場力を鍛える』の著者が書いた旭山動物園奇跡の現場力。廃園の危機から入園者数12倍に!すべては14枚のスケッチから始まった。

感想・レビュー・書評

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  • 旭山動物園の経営の秘密が紹介されています。

    個人的にはとても参考になる部分が多い本です。

    「大きい、小さいはあるが、それは個性。一本の軸(串)に
    刺さっていること」まさに串団子の経営とでもいえるでしょう。

    入園者が爆発的に増えた、それは14枚のスケッチから
    はじまったとか。

    このスケッチのように、自分の職場においても、ぜひ思いを
    具現化し、共有できるようにしたいですね。

    そのほか印象的だったのは、個を活かす担当制と気づきの代番制、アウトプットの勉強会。

    このあたりでしょうか。自分のいる組織でも試してみたい。

  • "10年後、20年後の姿を明確にイメージする事は決して難しいことではないが、簡単な事でもない。
    逆境の最中で、イメージとして具現化し、そのビジョンに向かって行動した結果、成功が付いてきた。
    そんな旭山動物園の様々なエピソードを盛り込んだ一冊。

    私は個人としてのビジョンをまだ明確に持てていないが、この一冊を通じて考えさせられることが多くあった。
    それが何かを言語化がまだ上手く出来ないが、
    ビジョンのバックボーンは既に自分の中にあり、一度洗い出して明確化する必要があると感じた。

    読んでよかった。

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    旭山動物園のビジョンは単なる未来予想図ではなく、「信念」
    「信念」を形にして「発信」する事で不可能を可能にした。串団子の串はこうして出来た。

    差別化を小手先で行おうとしても先が続かない。
    信念という根っこの部分にこだわり続けたからこそ、力強い改革が出来た。

    信念があったからこそ、現場での力が成長した。
    自分で考え、自分で行動するチカラ。すべて理念と信念に基づいている。
    何でも自分でやってみようという考えこそが自由な発想を生み、独自なノウハウを作った。
    人が足りないのはマイナスではなく新たな手法を生むチャンス。

    人材育成をしなければ企業は成長できないという考えの企業が多いが、
    旭山動物園は「教える」のではなく「引き出す」
    ビジョンが明確であるが為に、一人一人が考えるようになった。"

  • 『どの企業も差別化を目指しているはずです。しかし、その多くはたとえ差別化に成功しても単発で終わってしまい、後が続きません。属人的なアイデアや小手先の差別化に終始しているからです。

    差別化とは、「信念」で裏打ちされた自分たちの存在理由、つまり「自社らしさ」にこだわり続けることにほかなりません。「信念」から出発した差別化は骨太で、力強く、そう簡単に競争力が失われたりしません。競合他社が追随してきても、自分たちはさらに先を行き、進化させることができます。

    旭山動物園の行動展示も、「動物のすごさ、美しさ、尊さを伝える」という、ゆるぎのない根っこから生まれています。』

    ビジョン、意識、戦略、現場、人材、顧客、変革とありふれたテーマなのに、心に刺さるのは、揺るぎない軸があるから。

    「自社らしさ」「信念」について、もっと深く考えるべきなんだろうなぁ〜。

  • 著書の考える経営におけるフレームワークにあてはめてみました、という本に見えた。なので、ん?そうか?と思うところもあったりするけど、少なくとも、旭山動物園に行ってみたくなる(行ったことないから)。

  • 差別化とは信念で裏打ちされた自分たちの存在理由、つまり自社らしらにこだわり続けることにほかならない
    自分たちには伝えなくてはいけないことがあるという思いの強さが、失敗に耐え、それを乗り越えて前進する強さへと変わる
    失敗を経験したときこと、自分たちの信念に対する折れない心が試されている
    商品やサービスに独自の価値があってこそ、顧客は満足、感動し、それに対する対価を払い、利益が生まれる

  • 市役所採用で、動物園配属となり、気づけば、動物の魅力に魅了された人たち。旭山動物園の進化は止まらないのだろう。

  • WBS遠藤先生の著作。先生の講義で学んだ、「ビジョン」、「競争戦略」、「オペレーション(現場力)」、「信念・信条」のフレームワークで読むと、非常に整理されて入ってきた。大事なことは先に売上高や利益ありきではなく、自分たちならではの価値を生み出すこと。そしてそれを支えるのは「動物の凄さ、美しさ、尊さを伝えたい」という彼らの信念。

  • 戦略・組織・マーケティングと多領域にわたって話題が提示されていて、これまで自分の中に雑然とストックされた理論や概念を照らし合わせて整理するのに非常に役に立った一冊。
    一方、「経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある」とはいえ、詳細な調査・分析に基づくものではなくこの本自体に新しい学びが多いわけではない。著者のフィルター、フレームワークを通じて再解釈なされており、旭山動物園のありのままの姿を映したものでもないだろう。

  • 廃園の危機から入園者数12倍になった、旭山動物園。その成功の秘密は14枚のスケッチにあった。「成長する経営」「強靭な経営」のあり方を明かし、厳しい経営環境の下で活力を失いかけている日本企業にとって、新たな再生の道標を示す手本として学ぶべきことの多い1冊。

    第1章 すべては「14枚のスケッチ」から始まった
    第2章 本物の競争力はどこから生まれるか
    第3章 ほかと同じものを創ってもしょうがない
    第4章 元気で強い「現場」を作る3つの要因
    第5章 「串団子」で個を活かす
    第6章 顧客の「感動」が最大のマーケティング
    第7章 大切なのはチャレンジャーであり続けること

  • 【現場をまとめるリーダーにおすすめ】
    ビジネスコンサルタントが経営学の観点で旭山動物園を取り上げた一冊。

    どうやって、旭山動物園はどん底から復帰したのか?

    職員たちをまとめたものは何だったのか?

    その答えを知ると、現場で人をまとめることができるだけでなく、ファンを増やすことができるようになるでしょう。

    【面白かった内容】
    (1)キーワードは串団子
    すべての職員は全員で1つの串団子のようなもので、団子のかたちは不揃いでも皆が一本の串にささっている。
    その串とは「理念・ビジョン・価値観」だそうです。
    旭山動物園は、再生の始めに理想の動物園のスケッチを描き、夢を共有して現場が1つにまったのだそうで。夢を形にしてみせた時のエネルギーは大きいんですね。
    どんな理想を目指すかを示した時、皆がリーダーについていくようになるのだ、と理解しました。

    (2)種でなく個を語ると想いがのる
    動物を語る時は、種でなく個で語る。例えばオランウータンの場合、種族の特徴でなく、名前をもった「モモ」としてのエピソードを語ることで人が興味を持つのだとか。

    言うなればAKBも全体でなく、一人一人個別のエピソードやキャラがあるから、「押しメン」のファンになる、ということなのだろうな、と。
    「その人」が何をしてきたのか。これを語れると想いが生まれるんですね。

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