東大家庭教師の 結果が出るノート術

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 201
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860634094

感想・レビュー・書評

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  • 社会人になってもノートをとることは重要だと思います、特に40歳を超えた頃から、ノートにメモをしておかないと完全に記憶から無くなるようになり悲しい限りです。対策としてはメモに残すことですが、その残し方によっても記憶への定着が異なってくると思います。

    常日頃からノートや手帳を効率的にとる方法には気を配るようにしているのですが、このたびこの本に出会うことができました。来年からの社会人生活にも、この本に書かれているポイントを取り入れていきたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・ノートを取った時点から見た「将来の自分」つまり、「今の自分」が見て内容が理解できなければ、そのノートの価値は低くなる、ノートをとることで自分の成長に繋がっていないから(p20)

    ・意味不明のノートになる理由は、「他人の言葉」をそのままノートに書き写すから、自分の頭を通して理解した上でノートを書くべき(p24)

    ・問題を解いた場合、「間違えた事実」よりも、「正しい答えは何か」のほうが大事(p96)

    ・目的は、単語ではなく、センテンスで書くことがポイント(p103)

    ・ノートは、タイトル=テーマと、そのテーマに関する詳細である「項目」をセットで記録する(p111)

    ・ノートには覚え方まで書くこと、語呂合わせ、イメージ化、イラスト表現等の工夫が必要(p147)

    ・ノートに記録した後に、まず1週間、毎日読み返すと、復習の効果が高まる、読み返すのはリラックスした時間にすること(p153、156)

    ・読み返す場合には、黙読を音読に変える、読む順番を変える等、変化をつけることがポイント(p165)

    2010/12/30作成

  • 流し読み程度でした。いいなと思ったところは参考にします。

  •  端的には読み返すノートを書こうって言っている本。

  • ○ノートの書き方

    ・見開きに「ノートを取る目的」と「ノートを取るメリット/取らないことのデメリット」を書く

    ・左:メモ用(走り書き) / 右:清書用(まとめる)

    ・「タイトル+項目」
    →大(タイトル)>小(項目、分岐した話)と大きさを変えて見やすくする。


    ○「自分の言葉」で書く
    →自分と先生は同等だという考えを持って、自分の頭で考える(重要な箇所の選別)クセをつける。

    ○「その場主義」
    →「なるほど!」と思ったことや閃いたことなどはすぐノートに書き込む。

    ○ノートを捨てるタイミング
    →参考にすることはない / 同じノートを再現できる
     ⇨捨てる

  • R:なんでこの本に興味を持った?
     kindleアンリミテッド対象だったし、仕事の進め方の観点で参考になることがあるか興味を持った。

    A:読んでどうだった?
     本書で言う結果=勉強というイメージをかなり強く感じたから、直接的に活かせるかはあまりイメージができなかった。
    それでもノートを作るにあたって大切なこと=自分の言葉でノートを取る。というのは新しいことを勉強するうえでも大事なことと思ったし、
    何かに向けて勉強している人には役立つことは多いのではないかと思う。

    P:心に留まったフレーズ・キーワード
    ・いいノートは他人の言葉がそのまま書かれておらず、自分の言葉で書かれている。
    ・自分がわかればいい、というノートは後で見たときにわからなくなる原因。
    ・ノートに記載した内容をきちんとインプットするためには読み返すことが重要

  • Quoraで良い回答していた方が学習方法を考える参考にしたと書いてあったので読んだ。

    ところどころ出てくる安易な例えや生徒の特徴は気になったが、参考になるところだけをかいつまんで。

    - ノートをぎちぎちに取らない。読みにくいし、後から追記しにくい。
    - 図の書き込みすぎを防ぐために、パラパラ漫画方式で表現をする。
    - そもそも勉強のプロセスは「理解、暗記、練習」。どの部分に当たるのかを意識する。
    - 情報に変化をつけることで繰り返しの勉強を単調にしない。見返すときもさらに追加で考えたり書き込んだりする。

  • 読了

  • メモ
    ●講演の記録など
    見開き→片方は走り書き、もう片方に自分でまとめ直す

  • 東大家庭教師の 結果が出るノート術 2010/11/25
    著:吉永 賢一

    著者は東京大学医学部家庭教師研究会代表。東京大学へ入学し、学費捻出のために始めた家庭教師で、「教えること」の素晴らしさに開眼し、これまでに1000名以上の生徒を指導した。

    私たちがノートをとるのは、「大事なことを忘れないため」である。
    しかし、日常の知的生活に深く関わっているノートであるも「ノートのとり方」についてきちんと習う機会はあまりない。本書は、ノートの取り方について、著者自身が実践してきたことや生徒たちに教えてきたことについて以下の6章にわたり余すことなく紹介されている。
    ①なぜ書いた本人が理解できないノートができるのか
    ②アウトプット品質を実現する吉永流5つのマインド
    ③必ず結果が出る話の聴き方&ノートのとり方
    ④ノートをとる前の準備と基本を押さえよう
    ⑤ワンランク上のノートをつくるための6つのヒント
    ⑥どうやってノートの中身を頭に入れるのか

    ノートをとるという作業については、社会人になってからほとんど行なっていない。しかし、大事なことを忘れないために行うノートをとるという作業の代わりの作業については行なっている。メモをとるであったり、PCに打ち込んだりブログ等に書く、誰かに伝える等もそうなのかもしれない。

    どちらにしても目的があり、テーマがあり、そして階層的にそれをまとめあげるという点では多くの点で共通している。勉強と日常の大事なことは少し違うのもかもしれないが考え方では多くの気付きがあった。

    惜しむらくは自分が学生時代、本書のように目的を持ってノートをとっていなかった。本書に出会えていなかった点である。

    今からでも遅くない。そう思うしかない。

  • 図書館

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著者プロフィール

東京大学医学部家庭教師研究会代表

「2014年 『小学校算数の「大事なところ」が読むだけで身につく本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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