ロングエンゲージメント なぜあの人は同じ会社のものばかり買い続けるのか

著者 :
  • あさ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860634391

感想・レビュー・書評

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  • 内容的には最近話題になった海外のビジネス書を日本の広告代理店営業か視点からサマリーにした感じの本。
    マーケ初心者の私にはコトラーやダニエル・ピンクの引用と紹介はかなり為になった。

  • 仕事場の後輩が、作者の知り合いということで、貸してもらった。

     今の世の中のキーワードをよく、ちりばめた本である。





     客様はなぜ、そのメーカーの商品を買い続けるのだろうか?

     それは、企業と生活者が、「企業哲学」を共有して、お互いが

     パートナーとして認め合い、よい関係を保ちながら長く付き合うから

     だという。

     ブランド品も、長い信用があるから、人々は買い続けるのだろう。



     オバマの支持者が一般者に電話している様子をリアルタイムで

     わかるしくみを用いたことで、熱の入った、サポートができたという。

     やはり、他人ががんばって仕事をしているのがわかる、競争状態がわかることで

     仕事の成果が目に見えて違うようだ。共創と競争は正しいしくみなのである。



     また、人の行動は、’楽しい’によって大きく変わる。

     仕事も’楽しい’をキーワードにすると成果が全く変わってくる。

     

     この本に紹介されていた、コリイ・ドクロラの「マジックキングダムで落ちこぼれて」

     では、人からよろこばれたり、手助けしたり、尊敬されると、ウイッフィーという通貨

     代りのものが増えて行くという。これからの未来のあり方を示唆するような内容だが

     おもしろそうなので、今度、読んでみよう。

  • 広告の境界線がなくなり、見えない広告へと変化している現状について、カンヌ国際広告際の受賞作の話から内容は始まります。
    共感という点では、さとなおさんの著作「明日のコミュニケーション」で述べられていなかった、企業の活動の在り方について述べられていました。

    共感を生む広告のために取り組むべきこと…
    この問題に広告担当者だけがぶつかるのではなく、企業にかかわる人すべてが協力し合い、長期的な視野で考えていく必要があるのだということを学びました。

    最新のテクノロジーや情報ツールをこねくり回すことだけがすべてではない、という、まとめ部分の主張には納得。
    Facebookも、そのほかのツールも、便利であればあるほど、本質が見えにくくなると思っています。
    頼りすぎず、本当に必要な時の心強い味方として、選択肢に入れておく程度がよいのかもしれません。

  • AIDMAのアテンションよりも、共感が大切。

    生活者は膨大な情報の中から、「何が自分にとっての情報なのか」を選択する必要がでてきた。つまり「情報」は、届けられるものから、それぞれが価値観に併せて選ぶものになったのです。

    共通するのは「共感」というキーワードです。TWにおける「RT(リツイート)」も、FBにおける「いいね!」も、共感の表現と言えます!ソーシャルメディアは、「共感」によって形成されていくものといっても過言ではない。

    データを計算すると、「選択可能情報量」のうち、人間が処理できる「消費可能情報量は」わずか1%程度。要は世の中にある情報の99%が消費不可能な情報、言わば「ゴミ同然」ということになります。見たはずなのに覚えていない広告は、ゴミとして葬り去られているのかもしれません。

    6つの完成とは、「機能だけでなくデザイン」「議論より物語」「個別よりも全体調和」「論理でなく共感」「まじめだけでなく遊び心」「モノよりいきがい」

    生活者は、自分も製造し関与し工程に巻き込まれることによって商品への愛着心が増し、ブランドとの関係性が不kまあります。こういったものがエンゲージメント・マーケティングと呼ばれるものです。

    ザッポスのコールセンターには、マニュアルがありません。顧客への対応は、電話にでるコールセンターの社員、一人ひとりの判断に任されています。そうすることで、担当者は必然的にお客様一人ひとりに向き合うことになり、生活者の「一人の人間として扱ってほしい」という感情的な欲求にこたえるようになります。

    多くの企業は、新規顧客の獲得にエネルギーとリソースのほとんどを投じてしまい、釣った魚にエサはやらないことが少なくありません。

  • 会社の目指す方向がかやり理解できた。
    ソーシャルメディアによって何が変わったかなどがわかりやすくまとまっている。

  • これは既に理解をしていることなのですが、今後のビジネスを行う上では基本的な考え方として重要なことが書かれていますね。

  • 情報のありかた、捉え方、ソーシャルメディアが登場後のマーケティングとは。

    以下備忘録
    ・情報流通センサス報告書
    ・説得の時代から、共感の時代へ
    ・共感が生まれるきっかけ
     全体像(背景、文脈、コンセプト)
     ストーリー
     デザイン

  • 実は結構前に一度読み終わっている本。おすすめ。

  • 2010年に書かれた書籍のため、前半のソーシャルメディアのくだりはおさらいという印象。後半の次世代の広告のあり方は、SNSの考え方の延長線上にあることから、腹落ちしやすい提言になっています。
    SNSの普及、それは共感での結びつきの浸透を意味していて、広告が溢れかえった現代では、コンセプト、デザイン、ストーリーが差別化させるための重要な要素となると。
    納得できます。ここに共感が加わると、もはや広告はクリエイターのものではなく、生活者のものになるのではないかな。発信することよりも、いかに生活者に育ててもらえるかに重きをおく広告。生活者の中に入り込む日常的な広告。心地よい、社会貢献の要素をもつ愛すべき広告。そういう意味で、生活者はターゲットではなくパートナーだと。
    広告の概念の幅が改めて広がりました。

  • 今までのマーケティングは生活者が経済合理性に基づいて行動するように構築されていたが、豊かな世の中においては、『社会をより良くする』という新しいモチベーションが生まれている!
    スペックで差別化出来ないとなると、重要になるのが、企業や商品の背景!つまりコンセプトということになる。商品自体の機能だけでなく、企業の哲学、社会貢献や、世の中を盛り上げたり、価値観を再認識させたりなどと、世の中を良くしようという流れを吹き込み、その働きに共感が生まれることで意思決定が生まれるようになってきた。
    その一手を担っているのがソーシャルメディアであり、その活用事例なども本書では紹介している。

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