- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860634568
感想・レビュー・書評
-
思考も体と同じように鍛えれば強くなるもので、その思考の鍛え方を指南した本。
思考体力は6つの力で構成されているとのことです。
⒈自己駆動力
⒉多段思考力
⒊疑い力
⒋大局力
⒌場合分け力
⒍ジャンプ力
ユニークな内容だった。興味を持った人は是非手にとって確かめるべし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても読みやすく、高校3年生〜大学3年生くらいを主な対象として書いているようなイメージを覚えました。
2022年現在だと、特に内容に目新しさは感じない……のですが、これを2011年の段階で書いたと言うのは脱帽するばかりです。本当に半端ない。
自分の思考体系を信じられなくなった時、頭の整理をするのにとても役立つ1冊でした。 -
常に「なぜ?」という姿勢が大事だと感じた。
疑いの目を持って、周囲を見回す。 -
もう少し「鍛え方」について知りたかったというのが正直なところだが、思考力を高める力の種類や考え方を丁寧にレクチャーしてくれる本であり、読みやすさ、分かってもらう事を意識してると感じる本でした。
-
自己駆動力、多段思考力、疑い力、対局力、場合分け力、ジャンプ力
-
さらさらっと読める本。
仕事も変わり、専ら考える仕事が増えて、上手く考えがまとまらない中で悩んでた時に購入した本。
自分にもそもそも基本である自己駆動力である考え抜く力が足りてないんだなと実感。 -
学生時代に読みたかった。参考になった。
-
より良く生きるためには何が必要か、その通りということをわかりやすくまとめて書いてある。
-
著者の示す6つのツールは以下の通り。
1 自己駆動力……行動を促すエンジン部分
2 多段思考力……思考の階段を上り続ける
3 疑い力……立ち止まり、思考のループを回す
4 大局力……時間と空間をみわたす
5 場合分け力……選択肢に迷ったら
6 ジャンプ力……これ以上進めないときに
ある意味「思考本」を読み漁った人なら当然の事しか書いてないようにも読めます。
しかし、モノを考えるときのツールってこれで必要十分。むしろ多すぎるくらいです。
人間、三つ以上の事を同時に注意しながら何かをすることってかなり難易度が上がりますし、スポーツなどではワンプレイの時に意識的に注意できる事って一つだけです。スポーツで二つ以上のことを意識的に注意しながらプレイするとプレイ自体が固まってしまいます。
思考においても似たようなもんで、一度に意識することは一つか二つ、後は一々意識しなくても自然に出来るくらい技化させておく必要があります。
そういう技化すべき思考のテクニックが、本書では要領よくまとまっています。
大人だけでなく「数学が何の役に立つの?」って言ってる中高生にも読んで欲しい本です(著者の『とんでもなく役に立つ数学』もオススメ)。 -
考える力の付け方を6項目に分けられていて分かりやすかった。